SBI証券が導入
2025-09-17 12:20:50

SBI証券が「セキュリオ」を導入しセキュリティ教育を強化

SBI証券が「セキュリオ」を導入しセキュリティ教育を強化



日本のオンライン証券サービスをリードするSBI証券が、LRM株式会社が提供するセキュリティ教育クラウド「セキュリオ」を新たに導入しました。この決定は、顧客中心主義のもとで、従業員のセキュリティ意識向上を図るものです。従来の海外製サービスからの切り替えにより、管理にかかる工数を半分以下まで減少させることができたという。

初の試みとしての「セキュリオ」



SBI証券は長年にわたり、オンライン総合証券としてセキュリティ対策に力を入れてきました。特に、従業員向けのセキュリティ教育はその重要な柱の一部です。これまでは海外製サービスを利用していましたが、機能面やユーザビリティに課題を感じ、新しい道を歩むことにしたのです。「セキュリオ」は、業務の効率化だけでなく、従業員の知識向上にも直結するツールとして期待されています。

不審メール対応の効率化



「セキュリオ」を導入することで、SBI証券では不審メールの通報にかかる時間が大幅に削減されました。導入前は1通あたり約10分かかっていた対応が、導入後は約5分に短縮されたのです。この短縮は、守秘義務にもかかわる信頼性の向上につながるでしょう。

このシステムには、従業員が不審なメールを見つけた場合に、ワンクリックで報告できる機能があり、自動で危険性を提示するアドオン機能も備わっています。このように、従業員自身がセキュリティに対する意識を高めるきっかけを提供しています。

「怒らないCSIRT室」への挑戦



SBI証券が目指すのは、従業員が積極的にセキュリティについて相談できる「怒らない CSIRT室」です。この取り組みは、従業員一人ひとりが安心して情報を扱えるようにするための環境づくりとも言えます。

LRM社も、この重要なプロジェクトを継続的に支援していくことを約束しています。それによって、SBI証券の社会的責任を果たす一助となりたいと考えているのです。

簡単にできるセキュリティ教育



「セキュリオ」は、従業員が自らセキュリティ教育を進められるように設計されています。専門家の監修に基づいた学習コンテンツや、フィッシングメールを想定した訓練など、多彩な機能が揃っているのが特長です。「セキュリティをテーマにしたミニテスト」や「標的型攻撃メール訓練」も導入され、継続的な学習環境を整えています。

LRM株式会社の役割



LRM社は「Security Diet®」という理念のもと、情報セキュリティに関する専門知識を提供し、持続可能な体制の構築を目指しています。 これまでに2300社以上に導入実績があり、セキュリティ教育分野において確固たる地位を築いています。

セキュリティ教育は企業にとってあらゆる場面で必要不可欠な要素です。SBI証券の事例は、その重要性を再認識させるものであり、今後も多くの企業がこのようなシステムを導入してセキュリティリテラシーを高めていくことが期待されます。

公式サイトより、セキュリオの詳細や導入事例などの情報を得ることができます。興味がある方はぜひチェックしてみてください。

セキュリオ公式HP
LRM株式会社について


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会社情報

会社名
LRM株式会社
住所
兵庫県神戸市中央区栄町通1-2-10読売神戸ビル 5F
電話番号
078-325-5600

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