ニッセイ・キャピタルが開催した第5期DEMODAY
3月7日、東京都千代田区にあるTODA HALL & CONFERENCE TOKYOで、ニッセイ・キャピタル株式会社が主催するアクセラレーション・プログラム『50M(フィフティ・エム)』の第5期DEMODAYが開催されました。このイベントには8名の著名なキャピタリストが審査員として参加し、80名を超える投資家や金融機関の関係者が集まるなど、大変盛況でした。
賑わいのあるピッチセッション
DEMODAYでは、参加企業によるピッチセッションが行われ、発表者は持ち時間の7分間で自社のビジョンや成果を披露しました。その後、20分間の質疑応答が続き、審査員との間で活発なディスカッションが展開されました。参加企業は8社であり、医療、宿泊、IT関連など、多様な分野からの企業が集まりました。その中でも特に注目されたのが、審査員賞を受賞した「Soyogi」です。
Soyogiは宿泊型産後ケアのサービス『産後ケアリトリート KISUI Takanawa』を運営し、質の高いサービスを提供することに注力しています。この強みが評価され、多くの支持を集めました。また、オーディエンス賞を獲得した「Kentasu」は、医療機関向けに保険請求や医療費決済の効率化を図るプラットフォームを運営しており、参加者の注目を浴びました。
ネットワーキングイベントも開催
ピッチが終了すると、参加者同士のネットワーキングイベントが行われ、採択企業との間で活発な交流が行われました。この場で、パートナーシップや新たなビジネスチャンスが生まれることを期待されていました。スタートアップ企業にとっては、投資家との面識を作る良い機会となり、将来の可能性を広げることに繋がります。
アクセラレーション・プログラム『50M』の概要
『50M』は、創業前または創業間もない企業を対象に、発掘・育成を行うプログラムとして位置づけられています。このプログラムでは、特に優れた企業に対して最大5,000万円の投資が行われる他、採択企業同士の交流を促進し、卒業生との交流会も実施されています。また、プログラム全体を通じてエコシステムの構築に注力しています。
ニッセイ・キャピタルの取り組み
ニッセイ・キャピタルは1991年に設立され、日本生命保険相互会社の100%子会社として運営されています。「From Seeds to Exits ~投資先企業と共に挑戦し続ける~」をスローガンに、シード・アーリーを中心にさまざまな業種に投資を行っています。これまでに1,084社への投資が行われ、新規上場した企業も275社に達しています(2024年3月時点)。
詳しい情報は公式サイトにも掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイト:
ニッセイ・キャピタル