新たなセキュリティ機能を追加した「Smart Craft」
株式会社Smart Craftは、製造現場専門のDXプラットフォーム「Smart Craft」において、既存のセキュリティ機能を強化し、より高度なセキュリティを提供する新機能をリリースしたことを発表しました。このアップデートにより、導入企業は厳格なセキュリティポリシーを運用できるようになり、より安全で柔軟なシステム利用が実現します。
セキュリティ強化の背景と取り組み
最近のサイバー攻撃の増加や情報漏洩のリスクが高まる中、製造業でも不正アクセス防止や情報保護が今まで以上に求められています。当社は、顧客の声や市場動向を反映し、安心して使えるプラットフォームを目指してセキュリティの強化を進めています。今回の機能リリースは、企業ごとのニーズに応じて、機能の使用可否やセキュリティレベルを柔軟に設定できる構成になっています。
具体的な新機能の紹介
1. SAML認証の導入
新たに採用されたSAML(Security Assertion Markup Language)認証により、シングルサインオン(SSO)環境が構築しやすくなります。これにより企業のIDプロバイダーとの連携もスムーズになり、セキュリティの向上と運用効率の改善が期待されています。
2. IPアドレス制限機能
導入企業ごとに許可されるIPアドレスを事前に設定できる機能も追加されています。この機能により、指定したIPアドレス以外からのアクセスは拒否されるため、不正アクセスのリスクを大きく下げることができます。
3. パスワード強度の設定
企業のセキュリティポリシーに合った認証基準を満たすため、パスワードの最低文字数や必要な文字の種類を柔軟に設定できるようになりました。これによって強固なパスワード管理が実現します。
4. 権限のカスタマイズ
各ユーザーの役割に応じたアクセス制御も導入されています。これにより、さまざまな部署や役職がある企業でも、適切な権限設定が可能になります。
お客様の声
すでにこの新機能を導入している外資系自動車部品メーカーからは、SAML認証導入により業務効率が高まり、従業員の利便性が大幅に向上したとの報告が寄せられています。また、不正アクセスのリスクも減少し、IT部門の負担も軽減されているとのことです。
「Smart Craft」の概要
「Smart Craft」とは、製造現場の工程管理や品質管理をデジタル化する国産初のSaaS型MESです。タブレットやスマートフォンを活用して、従来のアナログ業務をデジタル化し、リアルタイムでの現場状況の見える化とデータの一元管理を実現します。これにより製造現場のDXを強力に支援しています。
公式ウェブサイトもご覧ください:
Smart Craft
会社概要
株式会社Smart Craftは、製造産業の新しいスタンダードを創造することをミッションとし、先進的なテクノロジーを駆使したソリューションを提供しています。経済産業省の「2024年版ものづくり白書」にも掲載されている信頼の企業です。所在地は東京都渋谷区初台、代表は浮部史也氏です。