デジタル甲子園の挑戦
2021-08-17 14:00:04
阪急阪神HDグループが挑むデジタル空間の新たな価値創出「デジタル甲子園」
阪急阪神HDグループの新戦略「デジタル甲子園」
阪急阪神ホールディングス(HD)グループが新たなDigital Transformation(DX)の一環として、デジタル空間における価値創造に挑戦しています。その名も『デジタル甲子園』。このプロジェクトは、阪神甲子園球場の魅力を仮想空間に再現し、「安心・快適」、「夢・感動」を通じて多くの人々に新しい体験を届けることを目指しています。
デジタル甲子園の誕生背景
阪神甲子園球場は、阪神タイガースの本拠地であり、全国の高校球児が春夏の大会で真剣勝負を繰り広げる聖地でもあります。金字塔ともいえるこの場所をデジタル空間に正確に再現することで、多くの人に新たな価値を提供しようとする取り組みが、デジタル甲子園のスタートです。この仮想空間では、普段は入ることができないグラウンドに足を踏み入れることも可能となっており、現実にはできない体験を提供します。
阪急阪神HDグループにおける位置づけ
阪急阪神HDグループは、これまで都市交通、不動産、エンタテインメントなどさまざまな分野で「安心・快適」、「夢・感動」を提供してきました。今回のデジタル甲子園では、仮想空間と現実空間の融合によって、経済の発展と社会課題の解決を同時に目指す「Society 5.0」の実現を目指す新たな取り組みです。これにより、デジタルの世界でもお客様に豊かなライフスタイルを提供することを目指しています。
展示会の新たな魅力
デジタル甲子園では、展示会の形式がこれまでとは異なる点が一つ挙げられます。展示会でゲームエンジンを活用し、参加者がアバターとしてデジタル空間を自由に動き回れるように設計されています。この「ゲーミフィケーション」が体験価値を高め、よりモチベーションのある参加者経験を生み出しています。さらに、出展者にとっても、来場者の興味を捉えやすく、名刺代わりに登録情報を簡単に収集できる仕組みが整えられています。
見逃せないセミナー
今回は、デジタル甲子園内で初めてセミナーも開催されます。衆議院議員の河野太郎氏や、KADOKAWA代表取締役社長である夏野剛氏など、著名な方々による講演を24枠配信します。無料で聞けるこの機会は非常に貴重で、多くの方々に参加していただきたい内容となっています。
未来へのビジョン
阪急阪神グループでは、アフターコロナ時代において持続可能な成長を掲げ、地域社会への貢献を念頭に置いた「阪急阪神DXプロジェクト」を推進しています。このプロジェクトを通じて、デジタル技術を駆使して既存事業の強化に加え、新しい収益モデルを模索し、世の中に新たなサービスを提供することを目指しています。
今後、デジタル甲子園を通じて、リアルな阪神甲子園球場の魅力を新たな形で提供し続け、顧客の期待に応えられるよう努めていくことが大切です。パンデミックの影響で変化した社会に適応し、デジタル空間での取組を育てていくことが、これからの成長の鍵となるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
阪急阪神ホールディングス株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区芝田1丁目16番1号
- 電話番号
-