福島発の環境教育
2025-05-29 11:47:50

福島コンピューターシステムが全社員に環境教育を実施し持続可能な未来へ貢献

企業の新たな挑戦:福島コンピューターシステムのGX教育



環境教育を全社員に提供


福島県郡山市に本社を置く福島コンピューターシステム株式会社(以下、FCS)は、全社員330名に「GX超入門講座」を導入しました。この講座は、参加者が1時間でカーボンニュートラルと経済成長を両立させる新たな考え方を学べるよう設計されています。これにより、同社は環境問題への理解を深め、地域社会の持続的な発展に寄与することを目指しています。

福島の復興と地域貢献


1984年に創業されたFCSは、地域経済の支援と福島の復興に貢献してきた実績があります。再生可能エネルギーや医療、ロボット分野などを中心に、新事業開発にも積極的です。近年では、取引先からの環境配慮やGXに関する具体的な要請が増えており、企業としてこれに応えることが求められています。

社内の意識改革


FCSは、社員の環境問題に対する意識が低く、依然として受け身の姿勢が残っていることに危機感を抱いていました。そのため、同社はフル社員教育の一環としてGX超入門講座を導入することを決定。講座では、国内外の政策やトレンドを網羅し、受講者が環境課題を日常的な問題として捉える手助けを行います。

脱炭素アドバイザーの育成


GX超入門講座の成果として、社員が環境問題を自らの課題として認識し、行動を起こすようになっています。実際に、これまでに5名の社員が「GX検定ベーシック」に合格し、環境省認定の「脱炭素アドバイザー ベーシック」資格を取得。こうした取り組みは、同社が地域のGXを支えるための基盤を築く一歩となっています。

福島の未来に向けた誓い


FCSの代表取締役社長、渡邊一夫氏は、地域企業としての使命を重視し、福島県が再生可能エネルギーの100%実現を目指す中、これらの課題に真剣に取り組む姿勢が重要だと述べています。今後は、GX検定合格者を倍増させ、脱炭素分野のアドバイザリーやコンサルティング業務へも展開していく意向です。

スキルアップNeXtとの協力


福島コンピューターシステムが提供するGX超入門講座は、スキルアップNeXtの支援を受けて実施されており、今後も両社が連携し地域企業のGX推進と人材育成をサポートする計画です。スキルアップNeXtの代表、田原眞一氏は、環境問題に対応できる人材の育成が企業と地域の持続可能な発展に寄与することを強調しています。

まとめ


このような全社員向けのGX教育は、地方企業の新たな挑戦として、多くの企業にとって模範となるでしょう。地域全体が一丸となって脱炭素化を進めることで、持続可能な未来を築く道を開いていくことが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社スキルアップNeXt
住所
東京都千代田区神田神保町2丁目40−5
電話番号

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