株式会社3Sunnyの「CAREBOOK」が2,000病院に導入
株式会社3Sunny(本社:東京都中央区、代表取締役:加藤大典)は、医療機関向けの業務支援ソフトウェア「CAREBOOK」の導入病院数が2,000を超えたことを発表しました。この成果は、医療介護の現場における業務改善の必要性を反映しているのです。
「CAREBOOK」とは何か
CAREBOOKは、患者の入退院調整業務をオンラインでスムーズに行えるクラウドサービスです。従来は電話やFAXでのやり取りが主流でしたが、CAREBOOKではチャット形式のコミュニケーションや、転院先病院への一括打診機能が搭載されており、業務の負担を大幅に軽減することが可能です。これにより、導入病院のスタッフからは、業務中断の頻度が大幅に減少したとの声が多く寄せられています。
このサービスが開始されたのは2020年1月からで、全国約8,000ある病院のうち約25%にあたる2,000病院が導入しています。特に、入退院調整業務は、患者の状況や家族の生活環境などを的確に伝える必要があり、従来の方法では数回の連絡が求められていました。CAREBOOKの導入により、より効率的かつ効果的に業務が遂行できるようになったのです。
2,000病院の導入背景
CAREBOOKの急速な普及には、医療現場における業務効率化の意識が高まっていることが大きな要因です。2024年4月には、医師の時間外労働に上限を設ける規制が導入されるため、医療機関全体での業務見直しが進んでいます。また、高齢化の進展と労働人口の減少により、今後はより効率的な業務遂行が求められているのです。
現状では、2040年には65歳以上の人口が約35%に達すると予測されています。そのため、医療・介護現場においては、業務生産性を高めなければ、質の高いサービスを維持することが難しくなると考えられています。CAREBOOKは、このニーズに応えるための重要なツールとなりつつあります。
今後の進展について
3Sunnyは、今後病院間だけでなく、病院と介護施設、訪問看護サービスとの連携にも力を入れる方針です。すべての医療・介護従事者が連携しやすい環境を整えることで、患者が安心して必要な医療・介護を受けられる社会を目指します。
株式会社3Sunnyは、医療機関向けの業務支援システム「CAREBOOK」を開発し、医療介護の現場をより良くするための技術革新を進めています。創業は2016年7月で、今後も業務支援の拡大が期待されています。公式ウェブサイトもぜひご覧ください。
CAREBOOKサポートサイト
株式会社3Sunny公式サイト