ヨコハマ海洋市民大学の生物観察講座
海に愛情を持ち、未来を見据えた行動を促す「ヨコハマ海洋市民大学」。今年度の第3回講座が、2024年8月17日(土)に真鶴半島で開催されます。この講座では、磯の生物観察とロックバランシングを学びながら、かけがえのない海洋環境を次世代に残すための思考を深めます。
講座の背景と目的
ヨコハマ海洋市民大学実行委員会は、10年前に横浜の海にアクションを起こすために集まったメンバーによって設立されました。彼らは、「私たちが望む海とは何か?子どもたちのためにどう残していくか?」という問いを追求し続けています。その結果、まずは大人たちが子どもたちに大切なことを教える存在であるべきだと結論づけました。
今後も毎月開催される講座を通じて、参加者同士で学び合い、海に対する理解とアクションを広めていく計画です。
講座の詳細
「真鶴・磯の生物観察&ロックバランシング講座」は、以下のようなプログラムで進行します。まずは午前10時から開始し、特定非営利活動法人ディスカバーブルーの水井涼太氏が生物観察についての座学を行います。その後、実際の磯に移動し、生物の観察を行います。質疑応答の後、参加者が持参した昼食を楽しみ、午後からは希望者にロックバランシングの実技講座が提供されます。
講座会場は真鶴町立遠藤貝類博物館。JR東海道線の真鶴駅からバスでアクセス可能です。
参加者の募集
この講座への申し込みは、公式ウェブサイトから簡単に行えます。特に、海洋教育に興味がある方、環境を守りたいと考えている方にとって貴重な経験となるでしょう。なお、今年度からのオンライン配信は行われず、現地での体験に重きを置いています。
終わりに
「海を観察する」ことは、単なる学びではなく、未来を考える貴重な体験となります。この講座では、生物観察を通じて海とのつながりを深め、またロックバランシングを楽しむことで、意識の変革を促します。
ヨコハマ海洋市民大学の活動は、日本財団による「海と日本プロジェクト」とも連携し、環境保護の重要性を広めています。ぜひ参加して、海と人との新たなつながりを体験してください。