NPO法人ひまわりの会は、母子愛育会総合母子保健センターと共同で、2024年10月からApple Watchを使った妊産婦ケアの試験運用を開始することを発表しました。この取り組みは、妊産婦の健康状態を日常的に把握し、適切な医療サポートを提供することを目的としています。
取り組みの概要
本試験運用では、希望する妊産婦がApple Watchを使用して得たヘルスケアデータを活動の中心に据えます。具体的には、心拍数や呼吸数、手首の皮膚温、睡眠時間、血中酸素濃度など、多様なデータを毎日の生活の中で自動的に記録します。希望者にはApple Watchの貸し出しも予定されているため、手軽に参加できる環境が整えられています。
データは妊産婦支援アプリ「母子健康手帳デジタル版」を通じてクラウドに保存され、同意を得た上で母子愛育会のスタッフが定期的にチェックを行います。これにより、健康状態に問題がある場合は迅速に医療対応が行われ、より良いサポートが提供されます。
この「母子健康手帳デジタル版」アプリは今後も新機能を追加しながら、妊産婦の皆様のサポートを一層充実させていく方針です。アプリをダウンロードして、ぜひ活用してみてください。
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背景と目的
ひまわりの会は、以前のプレスリリースで「デジタルマタニティマーク」を発表しました。このマークは、Apple Watchを用いて妊婦であることを周囲に知らせる新しい手段として期待されています。この試験運用により、デジタル技術を駆使した新たな妊産婦ケアの可能性を探っています。
今後の展望
試験運用の結果をもとに、妊産婦が安心して健康管理を行えるようデジタルソリューションの普及を目指します。サービスの拡充や改善に努め、多くの妊産婦に支持されるプログラムを目指します。また、今回の事業は日本産婦人科医会、WHO協会と連携して進められるため、信頼性も高いです。
ダウンロードのご紹介
各組織のご案内
- - NPO法人ひまわりの会(所在地:東京都千代田区) 会長:野田 聖子
- - 母子愛育会総合母子保健センター(所在地:東京都港区) 所長:中林 正雄
- - 日本産婦人科医会 会長:石渡 勇
- - 日本WHO協会 理事長:中村 安秀
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