韓国若手人材のための新たな機会
株式会社パソナが、2025年2月から新たに始まる『Global Young Challengerプログラム2025』についての発表を行いました。このプログラムは、日本での就職を希望する韓国の若手人材を対象とし、兵庫県淡路島での日本語教育やビジネス研修を通じて、日本企業への就労を支援するものです。開講式は2025年2月14日に実施される予定です。
プログラムの目的
このプロジェクトは、韓国の大手銀行「新韓銀行」と「韓国外国語大学」との連携によって実現します。近年、日本を含む海外でキャリアを築きたい韓国の若者の数は増えており、彼らに必要なスキルと知識を提供するためのプログラムとして位置付けられています。
日本貿易振興機構(JETRO)の調査によると、韓国の若者の海外就職に対する関心は高まり続けています。しかし、日本特有の就職活動に適応するためには、専門的な教育が必要です。このプログラムでは、特にビジネス日本語や業界研究、面接対策など、日本のビジネス環境に特化したカリキュラムを提供します。
研修内容とスケジュール
プログラムは約260時間にわたる内容で構成されています。具体的には、ビジネス日本語研修や、参加者が実際の業務を体験する体験型インターンシップ、そして就職支援のための研修(業界研究、面接対策、合同企業説明会への参加など)が含まれています。
プログラムは2025年2月7日から4月3日までの約2か月間行われ、国際的なビジネス環境での実践的なスキルを磨くことが期待されています。最終的には、参加者が日本の企業に就職できるよう、パソナグループの広範なネットワークを活用して支援が行われます。
開講式の詳細
プログラムの開講式は2025年2月14日(金)に、淡路市のGLOBAL HUB SQUAREにて開催されます。式典には、韓国外国語大学のキム・ミンジ教授や、パソナグループの取締役である南部真希也氏も来賓として参加し、参加者の決意表明や記念撮影が行われる予定です。
このように、パソナの『Global Young Challengerプログラム2025』は、韓国の若手人材に対して日本での就職を支援し、同時に日本の中小企業や地方企業への優秀な人材の登用を図る意義深い取り組みです。グローバルなキャリア形成を目指す若者たちにとって、大きなチャンスとなりうるプログラムに注目が集まります。
お問い合わせ
パソナグループのこのプログラムに関する詳細は、公式ウェブサイトや専用のメールアドレス(
[email protected])で問い合わせが可能です。韓国の若手人材と日本企業が相互に成長していく機会が、このプログラムによって提供されることを期待しています。