TOKIUMが新しいリース判定機能を追加、資産単位での識別が実現

TOKIUMが新しいリース判定機能を導入

経理業界において、省力化と効率性は常に求められています。特に、契約書に複数の資産が記載されている場合、正確にリースを識別することは重要です。この度、株式会社TOKIUM（東京都中央区）が新たに導入した「TOKIUM AI新リース判定」がその課題を解決します。

新リース判定機能の概要

TOKIUM AI新リース判定は、2027年4月から強制適用される新リース会計基準に対応したAIサービスです。このサービスは、契約書内に記載された資産を分析し、それぞれのリース対象となる資産が何かを自動で識別する機能を持っています。具体的には、資産名、リース期間、金額などの重要項目を契約書から抽出し、各資産ごとに適切なリース判定を行います。これにより、手動によるデータ入力作業が不要になります。

なぜリース識別が重要か

ビジネスでは、複数の資産を単一の契約でまとめることがしばしばありますが、その際に正確なリースの識別が求められます。特に会計処理においては、各資産を個別に管理する必要があり、従来の手法では手間がかかることが多いのです。

TOKIUMのAIを活用することで、契約書から必要な情報を瞬時に抽出し、その結果をCSV形式でエクスポートできます。これによって、会計システムとの連携がスムーズになり、業務全体の効率化が期待されます。

キャンペーンの実施

更に、TOKIUMでは新リース判定に関連する「新リース対応応援キャンペーン」を実施中です。このキャンペーンは、2025年11月1日から2026年2月28日までの期間に、先着50社に対して契約書のスキャンやデータ化を最大5,000件まで無償提供するものです。対象となる契約書は、申込書に記載された導入期間内に発行されたものに限られますので注意が必要です。