株式会社ソアー、有機ELデバイスの出荷台数が2億台を突破!
2024年8月、山形県米沢市に本社を置く株式会社ソアーは、有機ELデバイスの累計出荷台数が2億台を超えたことを発表しました。これにより、同社は27年にわたり蓄積してきた技術とノウハウを再認識することとなりました。
世界初の量産化
ソアーは1997年に、有機ELディスプレイの量産化に世界で初めて成功しました。それ以来、同社は持続可能な技術を駆使しながら、様々な分野においてこの革新的なデバイスの普及を推進しています。他社に先駆けて実現した量産体制により、有機ELデバイスは今では日常生活や産業の多くの製品に組み込まれているのです。
異なる用途への拡大
有機ELの特性は、ディスプレイ用途に留まらず、特殊光源としての利用にも大きな可能性を秘めています。ソアーは視認性に優れたディスプレイ作成だけでなく、新しい光源の開発にも力を入れています。これにより、ユーザーがより高性能で便利な製品を享受できるよう努めています。今後の製品開発においても、テクノロジーの進化が期待されます。
代表取締役の八巻雅敏氏の声明
株式会社ソアーの代表取締役である八巻雅敏氏は、顧客やサプライヤーへの感謝の意を表しました。「当社の有機ELデバイスをご採用いただいているお客様や、製造関連のサプライヤー様による支援なくしては、この成果は達成できませんでした」と述べ、これからも有機EL技術の革新を続け、世の中にまだ存在しない商品を生み出すことに挑戦すると語りました。
出荷台数の推移
ソアーの有機ELデバイスの出荷台数は1997年度から2011年度までの約14年間で1億台を達成しましたが、その後2011年度から2024年度までの12年間でさらに1億台を突破しました。この急速な成長は、技術革新に向けた努力が実を結んでいる証拠ではないでしょうか。
未来の展望
これからのビジョンとして、ソアーは「共に創る未来」をテーマに、さらなる技術革新を通じて新たな製品開発に取り組んでいく方針です。市場のニーズに応じた多様な製品の提供を進めながら、ますますの発展を目指すソアーの未来に期待が寄せられています。特に、電子機器や医療機器など、多岐にわたる場面での応用が期待されており、有機ELのさらなる成長が見込まれます。
会社概要
株式会社ソアーは、 yamagata県米沢市八幡原に本社を構える企業で、ディスプレイや特殊光源などの有機ELデバイスの開発・製造を手掛けています。1997年に始まったこの事業は、今やさまざまな製品に欠かせない技術となっています。ソアーの公式ウェブサイトでは、さらなる詳細な情報やサービス内容も確認できます。