未来建築研究所が目指す持続可能な建設業の未来
未来建築研究所株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:向山敦)は、鉄筋工事に関連する新たな一般建設業許可を取得し、業務体制を強化しています。これにより、鉄筋の製造や販売、施工、さらにはリサイクルに至るまでの一貫した体制を整え、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進します。
5月28日に取得した新たな許可とその内容
2025年5月28日、未来建築研究所は一般建設業許可を新たに取得しました。この許可には、鉄筋工事業や解体工事業のほか、左官工事業、板金工事業、防水工事業、建具工事業、ガラス工事業、熱絶縁工事業の6業種が含まれています。これにより、同社は幅広い工事を請け負うことが可能となり、様々な顧客ニーズに応える体制が整いました。許可番号は東京都知事許可(般-7)第158859号です。
鉄筋の一貫加工体制を強化
未来建築研究所は、関連会社である向山工場(埼玉県川口市)と連携し、鉄筋コンクリート用棒鋼の製造・販売を行っています。このたびの鉄筋工事業許可の取得によって、建築や土木工事の改修・修繕に際して、鉄筋の提供から施工まで一貫で対応できる体制が確立されました。これにより、顧客は高品質なサービスを受けながら、工事の効率を高めることができるでしょう。
リサイクルへの取り組みとSDGsへの貢献
向山工場は、鉄スクラップを自社で溶解し鉄筋を製造するリサイクル企業でもあります。解体工事を通じて排出される鉄資源の回収を行い、環境負荷の軽減を実現します。また、未来建築研究所は、建材の耐久性を高めるための塗料やコーティング剤を提案し、建築物のライフサイクル全体での環境への影響を考慮しています。これにより、建設業界の中でのSDGs達成にも寄与することを目指しています。
アフターフォローを含むトータルサポート
未来建築研究所は、改修・修繕工事を行うリニューアル事業部を設け、顧客のニーズに対応したサービスを提供しています。すでに土木工事業や建築工事業など多くの一般建設業許可を保有し、コンサルティングから施工、アフターフォローまでトータルサポートが可能です。さらに、構造設計部門では耐震診断やBIM(Building Information Modeling)を用いた設計を行っており、最新の技術に基づく高品質なサービスを提供しています。
企業理念と今後の展望
未来建築研究所は、環境問題や人手不足といった現代の課題を解決することを目指しています。効果的なAR遠隔支援グラスなどのDX製品を導入し、業務の効率性も追求しています。また、建築資材の製造からリサイクルに至るまでの全プロセスを見直すことで、さらに環境に優しい企業へと成長していくことを目指します。
まとめ
未来建築研究所は、鉄筋工事における新たな一般建設業許可を取得し、一貫したサービス体制を構築しました。リサイクルや環境への配慮を重視しながら、今後も持続可能な未来の実現に向けて前進し続けます。今後の取り組みに期待が高まります。