ベストティーチャーのAI活用
2024-09-19 13:26:18

オンライン英会話サービス「ベストティーチャー」が生成AIを導入し英作文添削の品質向上を目指す

オンライン英会話の新たな挑戦



「書いて、話す」をテーマにしたオンライン英会話サービス「ベストティーチャー」を運営する株式会社ベストティーチャーは、英作文添削の質を向上させるために生成AIを活用した新機能の開発に取り組んでいます。この取り組みは、特に多様な視点を持つ外国人講師との連携を強化するもので、受講者の英語力をさらに引き上げることを目指しています。

生成AI導入の背景



ベストティーチャーは、受講者が作成した英文を外国人講師が添削するというサービスを提供しています。添削には単語や文法の誤りの指摘に始まり、より自然な表現や代替表現を学ぶことが含まれています。受講者がより良い学習効果を得るためには、迅速かつ質の高い添削が不可欠です。そのため、システムの改善や講師のトレーニングが常に行われてきました。

近年、英語学習における生成AIの利用が広まり、「ChatGPT」や「Gemini」などのツールが登場する中、ベストティーチャーもその波に乗る形で、新しい課題に直面しています。具体的には、以下の2つの点が挙げられます。

1. 多様な文脈の理解
講師が持つ多様な背景を活かした添削が求められていますが、生成AIは文脈を理解する能力には限界があるため、常に正しい結果を出すことが難しい現状です。

2. 正確性の担保
生成AIによる添削が誤っている場合、受講者がその誤りに気づくことは困難です。このため、誤った情報に基づいて学習が進むリスクが存在します。

これらの課題を克服するために、ベストティーチャーでは「生成AIが講師の代わりに添削を行うのではなく、講師のサポートをする機能」を開発する方針を立てました。

新機能の特徴と目的



新機能の開発には、以下の3つの主要な目的があります。まずは講師の作業効率の向上、次に添削内容の正確性や一貫性を高めること、最後に講師がより自然な言い回しや代替表現の提供に注力できる環境を整えることです。これにより、添削の質が向上し、受講者にとって価値のある学習を実現しようとしています。

初期段階では、ChatGPT APIを用いた「生成AI添削サポート機能」のプロトタイプを開発しました。この機能では、講師が添削を行う前に生成AIが先行して添削した内容を提示し、これに基づいて講師が詳細を補足する形を取っています。これにより、添削の見落としが減り、講師の作業効率が改善されています。

講師からのフィードバック



ベータ版リリース後に実施された講師へのアンケートでは、多くの講師が生成AIの活用が一定の効果をもたらしていると答えました。例えば、生成AIから提供される代替表現が特に役立っているとの声が多く、モチベーション向上にも寄与していることが示されました。一方で、生成AIによる利点の影響を実感していない講師もおり、依然として解説の正確性や添削内容の自然さに課題を感じる声も存在します。

今後の方向性



ベストティーチャーは、これらのフィードバックを基に更なる機能改善を進めていく方針です。特に、多様な視点とより正確な添削を実現するためには、講師との連携が不可欠であり、技術的な向上に努めていきます。同社は、これらの取り組みによって受講者により高品質な英語学習体験を提供することを目指しています。

また、秋の英会話スタートキャンペーンを通じて新規受講者を募集中です。この機会にぜひ「ベストティーチャー」のプログラムを試してみてください。新機能を活用したサービスの質の向上が受講者にどのように影響するのか注目です。

会社概要



株式会社ベストティーチャーは、東京都渋谷区に本社を置く企業で、オンライン英会話サービスを展開しています。自分の英語を「書いて、話す」という独自のレッスン形式を持ち、新たな英語学習のスタイルを提供しています。詳細な情報は公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社ベストティーチャー
住所
東京都渋谷区代々木1-27-5 代々木市川ビル 2F
電話番号
03-6759-8002

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