UbitusとASUSがAIロボット犬とバーチャルインフルエンサーを発表

AIロボット犬：家庭の友から業務アシスタントへ

NvidiaのJetson Orinエッジコンピューティングプラットフォームに搭載されたAIロボット犬は、Ubitusが地域特性に合わせて開発した「UbiGPT」を採用しています。このロボット犬は、300億語以上のデータセットを基に訓練されており、RAG（Retrieval-Augmented Generation）技術を利用して自然言語に対し非常に正確な応答を実現しています。音声指示に従い、「お座り」「お手」「ダンス」のような行動を取ることができ、対象物を視覚的に識別し、さらに複雑なコミュニケーションにも対応可能です。

家庭での癒しから、業務支援まで幅広い利用シーンが期待されています。家庭ではコンパニオンとして機能し、仕事では物体認識や配達指示など各種専門タスクを任せられるため、インタラクティブ性が求められる様々な場面で重宝されるでしょう。

グリーンAIスーパーコンピューティングセンター

展示されるAI技術は、Ubitusが構築した「Ubilink」というスーパーコンピューティングインフラで支えられています。このインフラは、45 PFLOPs以上のパフォーマンスを誇り、AIモデルの性能、速度、精度を大幅に向上させる役割を果たします。今年11月には世界のトップ25に入るAI計算センターとしてリストアップされ、アジア最大のグリーンエネルギーAI計算センターとしても注目を集めています。

Ubi-chanの進化

ASUSブースでは人気のAIバーチャルインフルエンサー「Ubi-chan」も展示されます。新たな機能を追加し、ASUSのコスチュームを身にまとった「Ubi-chan」は、インタラクティブなブースガイドとして来場者と会話を楽しむ機会を提供します。QRコードを通じてデジタル写真の撮影なども体験できるなど、来場者にとって魅力的な展示が目白押しです。

AIの未来を描く

このロボット犬やバーチャルインフルエンサーの展示は、Ubitusが掲げるAI技術の可能性を大いに示しています。AIによる自動化や医療、小売、教育といった領域での新たなビジネスチャンスをもたらし、効率的な運営や顧客体験の向上を目指すUbitusのビジョンを体現しています。これらの技術は、AIが各分野にシームレスに統合されることで、未来の可能性を広げることでしょう。

イベント情報

- イベント名: SuperComputing24（SC24）
- 日程: 2024年11月18日～21日
- 場所: Georgia World Congress Center, Atlanta, USA
- ASUSブース: #1716

来場者は、ASUSブースでUbitusの革新的なAI技術を体験する機会が得られます。

Ubitusについて

Ubitus K.K.は、GPU仮想化やクラウドソリューション、ストリーミングプラットフォームの開発に特化しており、多様なAIソリューションを提供しています。「UbiGPT」や「Ubi Anchor」、さらにはゲームのストリーミングサービスまで、多岐にわたるニーズに応えるサービスを展開しています。特にクラウドゲーミングソリューションでは、ユーザーがデバイスに縛られずにAAAゲームを楽しめるよう支援し、より多様なビジネス展開を実現しています。