持続可能な海の未来を考える『THE BLUE CAMP』
一般社団法人Chefs for the Blueが主催する『THE BLUE CAMP』が、今年も東京と京都で特別なポップアップレストランを開催します。選抜された15名の学生が、トップシェフのもとで3ヶ月間のプログラムを受け、海や食について学び、実践してきた成果を見せる機会となっています。
イベント概要
開催日程
- - 東京: 8月6日(火)〜11日(日)
- - 京都: 8月5日(月)〜10日(土)
予約開始日
2024年7月24日(水)12:00〜
予約サイト
このプログラムは、日本財団「海と日本プロジェクト」の助成を受けており、海や水産業の持続可能性を理解するための教育を目的としています。学生たちはトップシェフ4名の指導の下、実践的な知識と経験を画でしょう。
海の現状と『THE BLUE CAMP』の背景
海洋資源の減少が深刻な問題となっている昨今、日本に住む私たちにとって、海は生活と食文化において重要な役割を果たしています。過去40年間で、日本の海の生産量は1/3以下に減少してしまいました。こうした状況を受け、海や水産物について深く学び、持続可能な未来を担う人材の育成を目的としたのが『THE BLUE CAMP』です。
プログラムは、海の現状や水産業の課題を理解するためのワークショップや料理を作る体験を通じて行われています。参加する学生たちは、これまで学んできた知識をもとに、ポップアップレストランのメニューを企画しました。
参加シェフの紹介
今回、東京と京都の両会場では、料理界のトップシェフがメンターとして参加しています。東京では、御料理ほりうちの堀内さやかシェフと、てのしまの林亮平シェフが指導を務めます。また、京都チームでは、カリナリーディレクターの中東篤志シェフと日本料理研野の酒井研野シェフが協力しています。
ポップアップレストランのコンセプト
東京
コンセプト: あおのいま
ここでは、海の現状や漁業、流通に関する理解を深めることができます。料理は、海の未来へのメッセージを込めたコース形式で提供され、前菜からデザートまでの4品が楽しめます。
京都
コンセプト: さざなみ
京都チームによるこのレストランでは、海の未来をテーマにした5品のコース料理が提供されます。ここでは、食事だけでなく、海に対する思いが詰まった展示も楽しむことができます。
まとめ
持続可能な海の未来を考える『THE BLUE CAMP』のポップアップレストランは、学生たちが学び、考えたことを直接体験できる貴重な機会です。美味しい料理を通じて、海への理解を深め、次世代の海の食文化を考えるきっかけとなることでしょう。この機会にぜひ足を運んでみてください。