ヤンマーの業務効率化
2025-04-30 11:32:09

ヤンマーグリーンシステムがクラウド型ワークフローを導入し業務を効率化

ヤンマーグリーンシステムの業務効率化の新たな一歩



ヤンマーグリーンシステム株式会社は、クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を導入し、業務の大幅な効率化を図った。この取り組みにより、年間約600時間の労力を削減し、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成も進めている。

この取り組みの背景には、企業が直面していたアナログ業務の課題がある。特に、紙の申請書がリモートワークの障害となり、組織文化のアナログ化も影響していた。また、次世代に向けた業務環境を整える必要性が急務となっていた。そこで、同社は「X-point Cloud」を利用することを決定した。

「X-point Cloud」選定の理由



ヤンマーグリーンシステムがX-point Cloudを選んだ理由は、グループ会社であるヤンマー建機が同製品の姉妹版「AgileWorks」を導入し、年間1,000時間以上の業務時間を削減していた事例に触発されたからだ。さらに、携帯電話からも利用できるアクセスの良さや、導入後の保守運用が容易であることも高く評価された。

導入の成果と業務効率化の実現



現在、このクラウド型ワークフローは、約160名の全社員と16の部署で使用されており、年間に約2,000件の申請数を誇っている。導入後、紙の申請書は80%以上が電子化され、リモートワーク体制の整備が進んだため、社用携帯を使った申請承認が進化した。これにより、場所や時間に制約のない柔軟な働き方ができるようになった。

業務手続きにかかる工数が減少し、定型業務の効率化が進み、ヤンマーグリーンシステムは申請関係の業務時間が約90%削減されたと試算。結果、年間600時間もの業務がカットされ、DXの推進も加速している。今後はさらなる業務の自動化や効率化が期待されている。

「X-point Cloud」とは



「X-point Cloud」は、誰でも直感的に使いやすいデザインが魅力のクラウド型ワークフローで、紙のようなフォームによってスムーズな導入が可能だ。ノーコードで運用でき、安心のサポート体制が整っているため、ストレスなしにペーパーレス化とデータベース化を実現できる。また、稟議書をはじめ、多彩な企業ニーズに応える機能を持ち、業務の効率化に寄与している。

企業情報



ヤンマーグリーンシステム株式会社


兵庫県伊丹市を拠点とする同社は、農業分野で幅広いプラントの設計や施工を手掛けており、持続可能な農業モデルの構築に貢献している。特に、技術革新を通じて高齢化や人手不足といった業界の課題解決に取り組んでおり、今後も様々なソリューションの開発に挑戦していく。

株式会社エイトレッド


一方、ワークフローシステムを提供するエイトレッドは、ペーパーレス化や業務効率化を推進する先駆者として、さまざまな企業や公共機関への導入実績がある。特にクラウド型の製品展開に力を入れており、多くの企業に貢献している。今後も企業のデジタル化は加速することが予想される。


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会社情報

会社名
株式会社エイトレッド
住所
東京都渋谷区渋谷2丁目15番地1号渋谷クロスタワー1F
電話番号
03-3486-2812

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