「オフィスで茶の間」
2024-09-17 18:07:51

ワーカーウェルビーイング向上を目指す「オフィスで茶の間」の導入

東京駅前八重洲一丁目の再開発事業において、健康経営の推進を目的とした新たなサービス「オフィスで茶の間」が導入されることが決まりました。このサービスは、東京建物株式会社と株式会社TeaRoom、そしてsecca inc.の3社によるコラボレーションによって実現されます。日本の茶文化を活かした「オフィスで茶の間」は、働く人々のウェルビーイング向上を図るためのお茶に焦点を当てています。近年、多くの企業では従業員の健康や生産性の向上を目指してウェルビーイング経営に取り組んでいます。本サービスは、オフィスにおける新たなライフスタイルの提案を通じて、心身の健康をサポートし、コミュニケーションを活性化させることを目的としています。

「オフィスで茶の間」では、特に注目すべき点がいくつかあります。まず、提供されるお茶の種類は9種類あり、気分や異なるシチュエーションに応じて選ぶことができます。なお、これらのお茶は、TeaRoomが開発した独自の抽出レシピを用いて、オフィス内で手軽に楽しむことが可能です。このサービスは、オフィスに設けられるウェルビーイング専用フロア「Wab.」を含む様々なスペースで提供され、このフロアではワーカーが目の前で淹れた香り高いお茶を味わうことができます。

さらに、「オフィスで茶の間」では、お茶用のマイボトルが無償で提供されるため、ペットボトルなどの廃棄物の削減にもつながります。これにより、八重洲プロジェクト全体で年間約1トンの廃棄物が削減される見込みです。この取り組みは、単にお茶を楽しむだけでなく、環境への配慮も含めて持続可能な発展を目指しています。

また、新サービスには「ファストティー」と「スローティー」と呼ばれる2つのスタイルがあります。「ファストティー」は、急須で淹れたお茶と同等の風味を提供する業務用ドリップマシンを使い、オフィスで簡単に高品質のお茶を楽しめるスタイルです。「スローティー」では、その場で楽しむお茶キットが提供され、ワーカー同士が交流しながらお茶を淹れることができるようになっています。これにより、オフィス内のコミュニケーションが促進され、新たな人間関係の構築にもつながるでしょう。

さらに、定期的に開催される「茶の湯イベント」に参加することで、参加者はお茶の楽しみ方や茶道文化を学び、お茶の利用がより一層促進されることとなります。これにより、ただの飲み物を超えた貴重な体験が提供され、企業のウェルビーイング経営の在り方にも変化が生じるでしょう。

東京建物は、このような施策を通じて、持続可能な社会や健康的な職場環境の実現に向けて邁進しています。今後の「オフィスで茶の間」の取り組みにより、多くの企業が健康経営を実現し、働く人々のウェルビーイングがさらに向上することが期待されます。


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会社情報

会社名
東京建物株式会社
住所
東京都中央区八重洲1-4-16東京建物八重洲ビル
電話番号

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