日本医科大学、看護学科新設を発表
日本医科大学(東京都文京区)は、神奈川県川崎市の武蔵小杉キャンパス内に、2026年4月に新たに「医療健康科学部看護学科」を設置することを発表しました。これは、同大学創立以来初めての学部増設であり、地域の医療ニーズに対応する重要な一歩とされています。
新学部・新研究科の概要
新設される「医療健康科学部看護学科」には、120名の入学定員が設けられ、看護師の国家試験受験資格や保健師国家試験受験資格、さらには養護教諭2種免許が取得可能とのことです。
また、同時に「看護学研究科看護学専攻修士課程」も開設予定で、こちらには12名の入学定員があり、助産師国家試験受験資格が得られるカリキュラムが用意されています。
オープンキャンパスの開催
新学部の開設に伴い、2025年9月14日(日)には川崎市コンベンションホールでオープンキャンパスが開催される予定です。この日は「武蔵小杉」駅から徒歩4分の好立地で行われ、受験生とその保護者を対象にした充実したプログラムが提供されます。
午前の部は11:00から13:00、午後の部は14:00から16:00で、内容は同一です。このオープンキャンパスでは、学長による講演や入学者選抜に関する説明、教職員との個別相談ブース、さらには武蔵小杉キャンパスと病院の紹介コーナーも設けられています。これにより、参加者は安心して受験に臨むための情報を得られることでしょう。
受験生の参加は、特に今年度の受験予定者に焦点を当てており、保護者の方も歓迎されています。参加希望者はウェブで事前予約が必要となるため、早めの申し込みをお勧めします。
新しい教育施設
武蔵小杉キャンパスでは現在、新しい教育施設棟の建設が進んでおり、完成時の姿はまだ公開されていませんが、学生たちがより良い環境で学び、成長できる場となることが期待されています。この新しい施設では、医療と健康科学の最新の知見を取り入れた教育が行われる予定です。
未来の医療人材を目指す
日本医科大学が新たに設置する医療健康科学部看護学科とその研究科は、地域医療の発展に寄与する人材を育成する目的があります。看護という職業は、ますます重要性が増しており、高度な専門知識と技術が求められる分野です。
今後、未来の看護学科生たちがどのような教育を受け、どのように成長していくのか、注目が集まっています。オープンキャンパスでその第一歩を体験し、新たな進路の選択肢を広げるチャンスをつかむことができるでしょう。
この変化にぜひ目を向けてみてください。