第4回SRF賞のご案内
地震災害に対する意識が高まる中、特に東京や大阪といった大都市において次の大震災まで数年の猶予があると仮定し、安全で快適な街を築くための新たなアイディアを募集します。日本は歴史的に地震に見舞われてきましたが、過去の経験から学ぶだけでなく、未来に向けて具体的な施策を考える必要があります。
1. 募集の趣旨
第4回SRF賞では、阪神淡路大震災や東日本大震災の教訓を生かし、次の震災が来る前に何をすべきかを考える提案を募集します。私たち一人ひとりが持つ見識や考えを都市の安全や快適性に役立てていくことを目指します。また、これまでの技術や知識に依存するのではなく、参加者自身が問題を見つけ出し、それに対する対策を考え、実行に移すことの重要性を訴えています。
2. 募集内容
- - 主題: 「みんなで考える安全で快適な街づくり」
- - 内容: 次の大震災が数年内に発生するという前提で、何が起こるのか、どう対応すべきか、私たちが何を準備できるかに関するアイディアを考えてください。
3. 応募資格
誰でも応募可能です。個人またはグループでの参加が認められています。入賞者は、2016年3月12日(土)に東京都内で開催されるシンポジウムでアイディアを発表する機会があります。その模様はUSTREAMでライブ配信されます。
4. 賞金と応募部門
学生部門
- - 大賞: 100万円
- - 優秀賞: 50万円
- - 佳作: 10万円
一般部門
- - 大賞: 100万円
- - 優秀賞: 50万円
- - 佳作: 10万円
審査の結果によっては賞の該当者が出ない場合もあります。
5. 応募形式
- - A3サイズのレジュメ(要約した内容を記載) 1枚必須
- - A4サイズの文書(何枚でも可)には、Microsoft Word等で縦型・横書きで本文を作成し、PDFで提出してください。内容は約1200〜1400字に収めるようにしてください。
- - 使用言語は日本語または英語に限ります。
6. 応募方法
応募は特設サイト(http://www.srfcon.com/)からのみとし、指定のフォームにて行ってください。
7. 審査員
- - 元東京大学地震研究所長: 伯野元彦
- - 東京大学地震研究所教授: 壁谷澤寿海
- - 建築家: 団紀彦
- - 株式会社日進産業代表取締役社長: 石子達次郎
- - 構造品質保証研究所株式会社代表取締役社長: 五十嵐俊一
8. 結果発表
選考結果はシンポジウム当日に発表され、USTREAMでライブ配信されます。入賞者には別途通知します。
9. お問い合わせ
ご不明点がある場合は、件名に「第4回SRF賞」と記載し、メールをお送りください。
Email:
[email protected]
電話: 03-5214-3437
10. 応募期間
2015年9月1日(火)から2016年1月31日(日)までに必着です。
注意事項
- - 応募はオリジナル作品に限ります。
- - 作品の著作権は応募者に帰属しますが、入賞時には氏名、年齢、所属などが公表されます。
地震の危険が迫る中、私たち一人ひとりが考え、行動する時期が来ています。この機会を通じて多くの方々が参加し、自分のアイディアを社会に役立てることを期待しています。