米国管理会計士協会(IMA)日本支部 理事会と交流会開催
2026年8月8日、米国管理会計士協会(IMA)の日本支部が東京で理事会と第7回対面交流会を実施しました。参加者は、財務・経営企画部門での実務家やUS-CMAの資格保持者、さらには学生など、計43名。新しい運営体制のスタートや、今後の成長に向けた戦略について議論が交わされました。
運営基盤の強化をテーマにしたディスカッション
IMA日本支部は管理会計やFP&Aの実務知識を提供するコミュニティとして知られており、今回の交流会では特に日本企業が抱える「CFOやFP&A人材の不足」という課題に焦点を当てました。これは、経営管理の現場における重要な問題であり、今後もこのテーマに基づいて運営基盤を強化していく方針が示されました。
理事会では、石橋善一郎共同代表が進行役を務め、IMAのグローバルな調査結果が紹介されました。特に、AI投資に対する障壁として「プロセスとスキルのギャップ」に言及され、AIの導入がもたらす影響や、これから求められる人材像について議論が交わされました。
スチューデント・アンバサダー制度の設立
また新たな試みとして、「スチューデント・アンバサダー」制度が発表されました。これは学術界とビジネス実務界を繋ぐ架け橋となるもので、初代アンバサダーには早稲田大学の大学院生、秦野康人氏が選ばれました。理事会にて石橋共同代表から委任状が贈呈され、秦野氏は「自分のペースで活動してほしい」とエールを受けました。
今後の活動と試験の変更予定
また、IMA日本支部の会員数が500名を超え、2027年1月からはUS-CMA試験の形式が変更されることも発表されました。従来の論述問題に代わり、具体的な事例に基づいた客観的な選択肢による「CBQ形式」が導入されるとのことです。さらに、2025年6月からは日本語での受験も可能になるため、より多くの人にチャンスが広がります。
IMA日本支部は、今後も幅広い会計人材の育成に寄与し続けるため、情報発信や活動を強化する方針です。
IMAとは
米国管理会計士協会(IMA)は、管理会計のプロフェッショナルの成長を支援するための国際的な団体です。約14万人のメンバーを持ち、150カ国以上で活動しています。IMAは管理会計の資格試験やネットワーク形成活動を通じて、専門家の発展に寄与しており、各地域のニーズに応じたサービスを提供しています。