ビットコイン決済導入
2016-06-29 10:39:21
ネットスーパー「Touch mall」がビットコイン決済を導入し利便性向上
ネットスーパー「Touch mall」が仮想通貨ビットコインを導入
最近、ネットスーパー「Touch mall」が仮想通貨ビットコインを決済方法として導入することが発表されました。この決定は、日本政府の閣議決定に基づき、仮想通貨を公的な決済手段として認めたことを受けたもので、ユーザーにとっての利便性を高める狙いがあります。
ビットコイン決済の導入背景
「Touch mall」では、ビットコインが最も流通している仮想通貨として、先行して採用されることになりました。これにより、今後さらに複数の仮想通貨決済に対応する方針も示されています。この施策により、特に買い物が難しい環境にいるユーザーに対して、新たな選択肢を提供することが期待されています。
このビットコイン決済の導入にあたっては、決済プロバイダーとして知られる「coincheck社」と提携し、ユーザーはQRコードを通じて自分の「Bitcoin Wallet」から支払いを行うことができます。このスムーズな決済システムにより、在宅での買い物がさらに便利になるでしょう。
買い物弱者への支援
「Touch mall」は、買い物に不自由を感じる「買い物弱者」への支援を重要なコンセプトと掲げています。経済産業省によると、買い物弱者は、交通機関の不足や流通機能の低下により、日常生活に必要な商品を購入することが困難な人々を指します。特に、高齢者や農村部に住む方々がその代表です。
「Touch mall」は、これらの人々の生活を支えるために、日常必要な食品や生活用品を仕入れ値で提供。購買の仲介を行い、特に高齢者を中心に約17,000人の会員が登録しています。サービス開始からわずか一ヶ月で、50代を中心とした多くの会員が利用しています。
新しいサービスの特徴
「Touch mall」には、これまでのオンラインショッピングサイトにはない2つのユニークな特徴があります。
1. 食品ロス削減への取り組み「ecoma」
日本では毎日多くの食品が無駄に捨てられていますが、「Touch mall」は、消費期限が迫った食品や外箱が破損した商品を格安で提供することで、食品ロスの削減を目指しています。これにより、利用者の家計を助けるだけでなく、環境への配慮にもつながります。また、売上の一部は社会貢献にも使われます。
2. 仕入れ値での購入が可能な「原価スーパー」
利用者が月々300円(税抜)の会費を支払うことで、日用品や食品を仕入れ値で購入できるサービスを提供しています。これにより、特売品やタイムセールに行けない方々も、自宅から特別価格で商品を手に入れることが可能となります。
アプリについて
「Touch mall」はスマートフォンアプリとして提供されており、iOSやAndroidのデバイスに対応しています。利用者はアプリを通じて簡単にショッピングができるため、多忙な日常の中でも利用しやすいのがポイントです。アプリ名は「Touch mall」で、基本的には無料で使用できますが、一部のサービスには有料の選択肢もあります。
会社概要
「Touch mall」を運営しているのは株式会社ワンワールドで、社会問題の解決を目指し新しいサービスや社会インフラを構築しています。ITを駆使して、より良い暮らしや幸せを提供するために活動している企業です。
私たちの社会に必要な買い物サービスを提供する「Touch mall」は、今後もさらなる進化を遂げ、多くの人々の日常生活を支えていくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社 ワンワールド
- 住所
- 東京都港区芝3-12-1芝公園ビル3F
- 電話番号
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