歩くことで繋がる国際協力
公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンが主催するチャリティウォーク『Walk in Her Shoes 2025』が、3月8日の国際女性デーに合わせてスタートしました。本キャンペーンは、国際NGO「CARE」の一員として、途上国の女性や女子への支援を目的としています。
チャリティウォークの目的
『Walk in Her Shoes』は、英語で「その人の靴を履く」という意味になぞらえ、参加者が6キロに相当する8,000〜10,000歩を実際に歩くことで、途上国の現実やそこに暮らす人々が直面する課題を体感しようという試みです。毎日水汲みや薪運びのために歩く女性たちに思いを馳せ、彼女たちの苦しみを理解することで、支援の意義を見つけることを目指しています。
参加の流れと寄付の仕組み
参加は非常にシンプルで、指定の期間中に好きな場所で歩き、その歩数をウェブサイトやアプリを通じて報告するだけです。参加費3,500円は寄付金として使用され、女性や女児の自立支援活動に役立てられます。また、チーム参加をすることで、一人あたりの参加費が1,500円割引される仕組みも導入されています。
昨年度の成果
昨年度のキャンペーンでは、4,000人以上が参加し、総歩数は1億3487万歩を超えました。今年は14回目を迎えるキャンペーンとして、全員で『14億歩』を目指します。歩数報告を通じて500歩毎に1円が、SNSでの投稿に対して写真1枚につき100円が寄付される仕組みを導入し、さらなる参加を呼びかけています。
特別イベント
また、2025年3月23日には東京都内で、『世界の水問題・ジェンダー課題に向き合う!』というテーマのチャリティウォークイベントも開催されます。このイベントに参加することで、途上国の水問題について考える機会も設けられています。
途上国の女性が直面する現実
国際的な問題として、20億人以上が安全な飲み水にアクセスできていないという現実があります。特にアフリカでは、女性や女児が必要な水や食料を得るために毎日数時間歩かなければならず、これが教育の機会や仕事をすることを困難にさせます。そんな課題を少しでも解消するために、このキャンペーンを通じて多くの人々が意識を向けることができればと期待されています。
まとめ
『Walk in Her Shoes 2025』は、ただのウォーキングイベントではなく、社会貢献につながる貴重な体験です。参加することで、途上国の女性たちがどれほど大変な思いをしているのかを知り、彼女たちを支援するための第一歩を踏み出すことができるのです。皆さんもぜひ、この機会に参加を検討してみてはいかがでしょうか?
詳細は以下のキャンペーンサイトをチェックしてください!
Walk in Her Shoes 2025 キャンペーンサイト