PontaデータでLINEマーケティングを進化させる新機能登場!
ロイヤリティ マーケティング株式会社(LM)は、共通ポイントサービス「Ponta」のデータを活用した「Ponta Ads LINE分析機能」の提供を開始しました。本サービスは、企業のLINE公式アカウントとLINE広告のターゲティング配信から効果分析まで、一連のマーケティングPDCAを支援します。
LMは、2023年10月以降、企業向けマーケティングサービス「Ponta Ads」において、LINE公式アカウントとLINE広告を対象に、Pontaのリアル購買データやデモグラフィックデータなどを活用したターゲティング配信を提供してきました。今回の新機能追加により、広告主企業はさらに精度の高いマーケティング施策を実行できるようになります。
Ponta Ads LINE分析機能でできること
1. ユーザー像の可視化
Ponta Ads LINE分析機能では、LINEユーザーのリアル購買・行動データ、ライフスタイルや趣味嗜好、興味関心などの豊富なデータを活用し、ユーザー像を分析します。LINE公式アカウントの友だち全体や、プロモーションへの反応別に、ユーザーの属性、居住エリア、ライフスタイル、興味関心、価値観などを詳細に把握できます。
2. 配信効果測定
LINE公式アカウントのメッセージやLINE広告に接触したユーザーのうち、実際にリアル店舗で購買したユーザー数を計測できます。購買傾向や店舗利用頻度、購買金額など、さまざまな角度から配信効果を検証することで、マーケティング施策の改善に役立てられます。
3. 高反応ユーザーの分析
メッセージ開封や広告クリックなどのアクションをしたユーザーの属性や行動パターンを分析することで、次回以降の配信ターゲット選定に役立ちます。高反応ユーザーの特徴を把握することで、より効率的な配信を実現できます。
分析事例
事例1:LINE公式アカウントの友だち分析
PontaのLINE公式アカウントの友だちを分析した結果、「無難な現状維持生活者タイプ」や「コミュニティ重視の安定志向タイプ」など、やや保守的な傾向が見られました。また、リアル店舗利用データでは、リサイクルショップ、スーパー、百貨店、家電量販店の利用率が高いことが分かりました。
事例2:配信効果測定
家電量販店Aでのポイントキャンペーン訴求のメッセージを配信した結果、既存顧客、休眠顧客、新規顧客の順に購買率が高くなる傾向が見られました。既存顧客以外にも一定の効果が見られたことから、幅広い顧客層へのアプローチが有効であることが示唆されました。
事例3:高反応ユーザーの分析
メッセージ開封数に応じてユーザーを分類し分析した結果、「美容・健康意識が高い」「ニュース・政治への関心が高い」「直近での転居実績あり」などの特徴を持つユーザーは、LINE公式アカウントの友だち追加を促進できる可能性があることが分かりました。
LINE×Pontaで実現するPDCAサイクル
Ponta Adsは、LINEのプラットフォーム上でPontaデータを活用したメッセージ配信・広告配信を実現しています。今回の分析機能追加により、ユーザー像を捉えたプランニングから配信、分析までを一気通貫で支援することで、より効果的なマーケティング施策の実行を支援します。
今後の展望
LMは、1億人超のPonta会員のデータ分析を通じて、企業のマーケティングにおける課題解決を目指し、今後もマーケティング支援の強化を図ってまいります。