のとジンが金賞
2023-03-28 06:00:01

能登のクラフトジン「のとジン」がIWSC金賞受賞の称賛

能登の誇り、クラフトジン「のとジン」



2023年3月27日、石川県のNTGが手掛ける「のとジン」が、インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)においてスピリッツ部門の金賞を受賞しました。この快挙は、日本のクラフトジンが世界にその美味しさを証明した瞬間でもあります。

美味しさが引き立てる地域資源


「のとジン」は、能登半島の自然の恵みを最大限に活かしたジンであり、その味わいは地元の特産品から派生しています。具体的には、能登産のゆずの皮、榧の実、黒文字の枝、月桂樹の葉、そして古来の製塩法で作る藻塩など、五つの素材が中心となっています。これらの材料は地域の豊かな自然環境から得られ、独自の風味を生み出しています。

特徴的な原材料の響き


  • - ゆずの皮:地元で採取された柚子の皮がジンの香りを決定づけるキーボタニカル。
  • - 榧の実:フレッシュで甘さを引き立て、深みのある味わいを実現。
  • - 黒文字の枝:爽やかな香りがリラグゼーション効果をもたらし、特に女性からの人気が高い。
  • - 月桂樹の葉:他の香りを引き立てる爽快感と苦味を併せ持つ。
  • - 藻塩:塩分とミネラル感が、飲んだ時の風味を豊かにします。

このような厳選された素材は、イギリス・ウェールズの熟練した蒸留所で丁寧に蒸留され、味わい深いジンが完成します。ジンは炭酸水と合わせることで、その香りを一層引き立て、特別な飲み体験を提供します。特に、和食で魚料理との相性が良く、地域の飲食店でも注目されています。

国際的な評価と今後の展望


「のとジン」は、デザイン面でも高く評価されています。米国のDesignRush社による月間Best Print Design受賞や、いしかわエコブランド賞を受賞しているなど、その魅力はボトルデザインにも表れています。美味しさが世界に認められることで、クラフトジンの新たなファン層も開拓されつつあります。また、国外ではイギリスを皮切りに、通信販売やフランス・パリでの展開も予定されています。

2022年4月の発売以来、口コミでの評価が広がり、国内外の多くの飲食店にも導入されています。

IWSCについて


IWSCは1969年に設立された、世界三大酒類コンペティションの一つです。ブラインドテイスティングにより、各部門の金賞、銀賞、銅賞が選ばれ、非常に厳格な評価基準を持っています。

「のとジン」の受賞を機に、その名がさらに広まり、次世代のクラフトジンブームを先導していくことでしょう。地域に根ざした伝統とこだわりが、これからも注目され続けることを期待したいです。

会社情報

会社名
NTG
住所
石川県珠洲市上戸町北方2-152-1道下ビル3階
電話番号
090-1525-8111

関連リンク

サードペディア百科事典: 石川県 珠洲市 IWSC ジン のとジン

Wiki3: 石川県 珠洲市 IWSC ジン のとジン

トピックス(国際)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。