アートで再生される公園
2023-11-15 10:00:03

アートとスポーツの融合!新たな公園の魅力を探る

アートとスポーツの共生が生み出す新たな公園



最近、2つの公園がアートコートとして生まれ変わりました。これを手がけたのは、アートとスポーツを融合させたプロジェクト「go parkey」です。彼らは昨年度、世界的なスポーツ・サーフェイスメーカーから『プロジェクト・オブ・ジ・イヤー』を受賞するなど、その実績と理念が注目されています。

go parkeyの理念と活動


「go parkey」の理念は、地域の公園を美しく、安全な場所として再生することです。その一環として、彼らはアートコートという形で、地域の文化や環境を尊重しつつ、創造的な空間を提供しています。これまでに手がけたプロジェクトは通算で5つに達し、それぞれが地域特有のストーリーを持っています。アートコートは、色彩やデザインの力で地域に良い影響をもたらし、多くの子どもたちが楽しく遊べる場となっています。

新しいアートコートのオープン


先日オープンしたアートコートは、具体的に埼玉県吉川市のアクアパークと東京都江戸川区の松本第二児童遊園です。

アクアパーク


こちらの公園は、水害から地域を守る調整池の役割も持っており、さまざまなアクティビティが楽しめます。バスケットコートの他、多目的広場やスケートボードセクションも併設されています。アートコートは2023年10月14日に完成し、アメリカの「PROJECT BACKBOARD」と日本の「go parkey」によって、世界的なアーティスト、館鼻則孝氏のデザインで形作られました。

オープンデーには市長や地元の子どもたちが集まり、クリニックやピックアップゲームが行われました。子どもたちが自由に遊ぶ様子は、地域文化の新しい形を示しています。アートコートでは、グリップ力やクッション性に優れた塗料が用いられ、プレーヤーの足腰への負担も軽減しています。

松本第二児童遊園


もう一つの公園、松本第二児童遊園についても見てみましょう。この公園は高架沿いにあるため、都会の混雑からは一線を画し、安全にボール遊びができる環境が整っています。2023年11月11日にリニューアルオープンし、IMAWONEが手がけたカラフルで親しみやすいキャラクターたちで彩られました。オープニングデーには、キッズ向けのブロックパーティやクリニックが開催され、子どもたちの笑顔が広がりました。

バスケットボールの魅力


日本におけるバスケットボールは、学生人気スポーツNo.1として広がってきました。最近ではBリーグやNBAといったプロリーグの影響で、スポーツ観戦の文化も醸成されています。しかし、日本では体育館が主なプレイ場所で、自由にプレーできる環境が不足していました。そんな中で、公園のバスケットコートが重要な存在となっているのです。

公園バスケから派生した3x3(スリー・エックス・スリー)もオリンピック競技として正式に認められ、多くの人が親しむスポーツとして成長しています。「go parkey」はその価値を社会に広め、地域の大切な場所として育てていくことを目指しています。

まとめ


アートコートは単なる遊び場にとどまらず、地域の文化を育む役割も果たしています。新たに生まれ変わった公園で、ぜひ自分の目で体験してみてください。それぞれのアートコートが持つ意味やストーリーを感じながら、楽しい時間を過ごしましょう。公園は皆が集い、交流を深める特別な場所です。

会社情報

会社名
一般社団法人 go parkey
住所
東京都品川区大井
電話番号

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