「CONNECTION」が3,000人を突破
マレーシアで活動する日系企業向けコミュニティ『CONNECTION』は、メンバー登録者数が3,000人を超えました。このコミュニティは、コロナ禍の影響で対面活動が制限される中、2020年6月に設立されました。今では、オンラインだけでなく、さまざまなイベントを通じて企業同士のネットワーク作りや情報提供を行っています。
設立の背景と目的
『CONNECTION』は、マレーシアにおけるビジネス環境をより良くするために誕生しました。その目的は、日系企業に対して重要な情報を提供し、ネットワークの形成を促進することです。設立から約5年、オンラインセミナーや異業種交流会を多く開催し、多くの企業が参加してきました。
サービス内容
コミュニティの提供するサービスは多岐にわたります。例えば、業界や市場の動向をまとめたレポートの提供や、経理や人事といった専門サービスの案内、定期的なウェビナーの開催などです。これにより、企業は必要な情報を迅速に収集し、スムーズにビジネスを進められるというメリットがあります。
特に、マレーシアに特化したマーケット情報を定期的に発信しており、最新の経済状況や業界トレンドを把握できるため、メンバー企業の経営判断に役立っています。さらに、メンバーがそれぞれの知識や経験を共有し、一層のネットワーク構築が図れる場を提供しています。
交流の場を促進
(CONNECTION)では、オンラインの機会だけでなく、オフラインイベントも重要視しています。工場見学会や要点解説セミナーなど、異業種の企業が集まれる場を設けており、より深い交流を促進しています。これらのイベントは参加費が無料であるため、経済的なボトルネックなく、多くの企業が参加することができるのも魅力です。
今後の展望
今後の目標は、メンバー登録者数を5,000人にまで増やすことです。そのためには、会員企業との交流をさらに密にし、リアルイベントや専門フォーラムを強化する取り組みを進めていきます。また、デジタル技術を駆使した情報発信を拡充し、より多くの日系企業がマレーシアで成長できる環境を整えていく方針です。
特に、2025年10月10日には「マレーシアビジネス要点解説セミナー」を計画しており、最新のビジネストレンドや通商環境の変化について詳しく解説します。このセミナーでは、中国企業の動きや半導体業界のトレンドなど、経営に関わる重要な情報が提供される予定です。
最後に
『CONNECTION』は、マレーシアにおける日系企業の成功を支援するための強力なプラットフォームとして、今後も成長と発展を目指していきます。日系企業の皆様がビジネスにおいて成功を収められるよう、必要な情報とネットワークを提供していく所存です。