DEAR MEの挑戦
2020-12-16 16:00:26
NPO法人DEAR MEが進めるZ世代との協働プロジェクトについて
NPO法人DEAR ME、Z世代との協働による新プロジェクト始動
NPO法人DEAR MEは、2023年度に新たなプロジェクト「Timeless Worth Project」を立ち上げました。このプロジェクトは、Z世代と企業に向けて持続可能性をテーマにした取り組みで、株式会社ワコールホールディングスと株式会社ヤギが参加しています。これにより、「企業と消費社会の未来」を見据えた活動を行っていくことを目指します。
プロジェクトの背景と目的
DEAR MEは2015年に設立され、「Better Fashion, Better Future」をスローガンに掲げ、ファッションを通じて持続可能な社会の実現に向けた施策を推進してきました。同団体での活動は、単に持続可能性を追求するのではなく、Z世代との対話を通じて、共に学び、成長することを重視しています。このプロジェクトでは、時を超える価値「Timeless Worth」を生み出すために、消費者の声が重要であり、企業との協業が不可欠だと考えています。
Timeless Worth Projectの具体的な取り組み
このプロジェクトでは、Z世代との意見交換や体験型のイベントが計画されています。以下に具体的な活動内容を紹介します。
1. 企業とNPOの共同イベント
本年度は、ワコールホールディングスとヤギの協力を得て、消費者とのオンラインイベントや意見交換会を実施します。Z世代を対象にしたアンケート調査も行い、彼らの考えや意見を直接聞く機会を設けています。これにより、企業側は未来の消費社会を見据えた商品開発に活かすことができるのです。
2. 工場見学やワークショップ
参加企業においても、若手社員と共に未来の消費社会を考えるワークショップが開催される予定です。さらには、ヤギが主催する工場見学や修繕体験なども行われ、実際の製品がどのように作られているのかを知る機会が提供されます。
企業の声
プロジェクト参加企業からは、それぞれの取り組み意義についてコメントが寄せられています。
株式会社ワコールホールディングス
CSR担当の谷春菜氏は、「Z世代は今後の消費の中心となる世代であり、持続可能性を重視することが予想されます。顧客視点に基づいた価値創造に向けた改革を進め、未来の消費者に選ばれるためには、他の企業との連携が必須です」と述べています。
株式会社ヤギ
グループ経営企画部の向井瑞貴氏は「持続可能な社会の実現には、企業一社だけの努力では限界があります。Z世代と向き合うことで、現実的な課題の解決策が見えてくるのではないか」と期待を寄せています。
Z世代の参加者からの声
学生代表の沖本こはるさんは、「企業との接点が少なかった私たちが、これまで知らなかった価値を生み出し、持続可能な未来を築くために一緒に挑戦できることにワクワクしています」とのコメントをしました。
今後の展望
DEAR MEは、このプロジェクトを通じて持続可能な社会の実現を目指し、Z世代と一緒に「知る」「対話する」「協業する」という重要な要素を大切にしていきます。
このプロジェクトにより、企業と消費者はともに学び、持続可能性についての理解を深めていくことでしょう。DEAR MEのSNS(Instagram:@dearme_fashion)でも、この活動の様子が随時発信される予定です。私たちと共に、持続可能な未来を築く仲間たちを広げていく旅の始まりです。
会社情報
- 会社名
-
特定非営利活動法人DEAR ME
- 住所
- 東京都世田谷区太子堂1-12-27-1005
- 電話番号
-
050-5473-5371