アジア最大のイノベーションカンファレンス初出展
2026年に開催された「SusHi Tech Tokyo 2026」。この大規模な国際イベントは東京ビッグサイトで開かれ、アジアのイノベーションを一堂に集める場となりました。今回、台湾を代表するデータテクノロジー企業のBIG DATAが、このイベントに初めて参加し、日台のデータ協力の現状を示しました。
台湾パビリオンでのデビュー
「Startup Island TAIWAN」として出展したBIG DATAは、27社の台湾スタートアップの一員として、独自のAI世論分析ツール「KEYPOビッグデータ検索エンジン」の日本語版を披露しました。このツールは、台湾での成功を背景に、日本市場においてもその実力を試す重要な一歩となります。展示の初日には、東京都の小池百合子知事や台湾環境部の彭啓明部長が会場を訪れ、BIG DATAの出展を祝福しました。
KEYPOビッグデータ検索エンジンの特長
「KEYPO」(キー・ポ)は、世論の構造を解析し、情報リスクを早期に把握することで意思決定をサポートするツールです。日本市場のニーズに応えるべく、日本のメディア環境や企業文化に完全に対応したローカライズも施されています。この高機能なツールは、企業や官公庁、学術機関を含む1,000社以上に導入されており、その効果はすでに多くのユーザーから実証されています。
このAIツールは、メディアやSNSに加え、匿名掲示板など幅広い情報源を網羅しており、日本における世論の変化を敏感に捉える能力を有しています。また、「チャンネルモニタリング」機能によって、特定のターゲット媒体を細かく追えるため、企業は意思決定に必要な情報を迅速に取得することが可能になりました。
日本市場への進出
BIG DATAのCEO・金志丞は、台湾のデータテクノロジーが持つ国際的な競争力をアピールしたいとし、「日本市場のローカライズ」と「AIによる意思決定支援」の重要性を強調しました。今後は、さらにデータ整備を進めながら、製品の機能最適化に向けた取り組みを深め、日本市場に信頼されるパートナーとして成長していく意向を示しています。
日台の連携を強化
「SusHi Tech Tokyo 2026」では、DAYとして「Cross-border Open Innovation Day」が開催され、日本と台湾の企業との連携が進められました。このイベントでは、日本企業と台湾のスタートアップの代表者たちが集まり、AIやデータ技術の可能性について活発なディスカッションが行われました。特に、BIG DATAの日本カントリーマネージャーは、DG INCUBATIONの投資部長とともに、日本市場におけるデータ分析のニーズについて意見を交えました。
今後の展望
BIG DATAは、今後も「KEYPOビッグデータ検索エンジン」を通じて、日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に寄与しつつ、ダイナミックな成長を見込んでいます。また、IPO準備も進めており、国際市場での存在感を高めていく考えです。アジア最大のイノベーションカンファレンスでの出展を契機に、日台を超えた多くのビジネス機会を創出していくことでしょう。
このように、BIG DATAの東京への進出は、ただのビジネス拡大にとどまらず、台湾の技術がグローバルに受け入れられる一大ステップとなることが期待されます。