XPANDコードの新たな展開が始まる!
このたび、XPAND株式会社が開発したサイン用バーコード「XPANDコード」が、国土地理院が管理する「場所情報コード」にも対応が開始されました。これは観光案内や交通の分野で、より多言語化や位置情報の強化を実現する重要な一歩です。
XPANDコードとは?
XPANDコードは、鉄道や交通向けのデザインを数多く手がけてきた銀座交通デザイン社によって開発された技術です。サイン表示や標識に使われるこのバーコードソリューションは、特に案内表示の多言語対応に貢献することを目的としています。現在、XPANDコードはそのデータベースに場所情報コードを追加し、情報の提供をより効果的に行う手段となることを目指しています。
場所情報コードとは?
場所情報コードは、「ucode」と呼ばれる国際標準規格の一部で、国土地理院が発行・管理しています。このコードは空間を細かく緯度、経度、高さの情報に基づいて識別し、国土内部の特定の位置情報とそれに紐づくデータを結びつけるために使用されています。これによって、より詳しい位置情報の提供が可能になります。
新機能の内容
XPANDコードを利用することで、次のような機能が実装されます:
1.
場所情報コードの登録:XPANDコードは、設置条件を一定の基準に満たす場合に場所情報コードをデータベースに登録します。具体的には、常設サインであり、固定位置でなければなりません。
2.
論理場所情報コードの登録:このコードは国土地理院への申請が不要で、同じIDの下に複数の情報が割り当てられる可能性があります。これにより、迅速な発行が可能です。
3.
利便性の向上:XPANDコードを読み取ると、登録された場所情報に基づく他のリソースのリンクも表示されます。これにより、場所をより深く理解できる情報が提供され、観光や移動時の利便性が向上します。
対応スケジュール
場所情報コードへの対応は、すでに受付が開始されており、以下の日程が設定されています:
- - 2018年1月4日:場所情報コードの登録先行受付開始
- - 2018年1月15日:新規発行XPANDコードの提供開始
結論
XPANDコードの国土地理院の場所情報コードへの対応は、観光地や交通機関にとって大きな利点となります。これにより、利用者はより便利に、効果的に情報を取得し、目的地に向かう際のストレスを軽減することができるでしょう。今後の展開に期待が寄せられています。
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