ローランドが新たな基幹システムSAP S/4HANAを導入し未来に向けた成長を図る
ローランド、BeeXの支援のもとSAP S/4HANAを導入
ローランド株式会社は、デジタル音楽機器の革新を訴え続ける企業として、近年、基幹システムのアップデートを目指しています。その一環として、株式会社BeeXと協力し、SAPが提供する最新のERP"SAP S/4HANA"を導入。その実行に移ることとなりました。
企業背景と課題
1972年に創業し、様々な電子楽器の開発を行ってきたローランド。2008年にはSAP ECC 6.0(ERP6.0)を導入し、以後 2020年の再上場を経て堅調に業績を回復させてきました。しかし、近年、従来のシステムのサポート終了が近づく中、ビジネスの継続に影響が出かねないリスクを認識。
古い基幹システムを支えることで、新たな技術や周辺システムの更新に支障が出る懸念がありました。こうした背景から、ローランドは新たな基幹システムとしてのERPの更新を決定し、SAPの最新バージョンであるSAP S/4HANAへの切り替えを選択しました。
導入の目的と期待する効果
新しい基幹システムの導入は、ローランドのビジネス継続におけるリスク軽減や、システム更新の柔軟性を向上させることに寄与することが期待されています。また、迅速な法規制対応や機能拡張を実施できる点も大きな特徴です。
特に、ビジネスプロセスの最適化を図ることで、業務の効率化やスピードアップが見込まれています。これにより、社員が安心して働ける基盤を整え、顧客や株主へのサービス向上にも繋がるでしょう。
BeeXとの連携
株式会社BeeXは、その豊富な経験を元に、ローランドの基幹システムのクラウドマイグレーションを支援。要件定義から導入、テスト、運用保守まで、包括的なサポートを提供しました。ローランドとBeeXはワンチームで効果的なプロジェクト推進に取り組み、コラボレーションを重ねてきました。
代表者のコメント
ローランド社の代表取締役社長、蓑輪雅弘氏は「基幹システムの最適化は企業活動にとって非常に重要」と語り、([{"従来のデータセンターからクラウドインフラへの移行","グローバルな基幹システム構築への対応"}])互いの協力関係が、今後の発展をサポートすると強調しました。
一方で、BeeX社の代表取締役社長、広木太氏は「ローランド様と共に新しい挑戦に取り組むことができて光栄」と述べ、両者の強力な関係性が今後の成長に寄与することを期待しています。
最後に
ローランド株式会社は、「WE DESIGN THE FUTURE」というメッセージのもと、音楽を創出する喜びを広げ続けています。SAP S/4HANAの導入を通じて、さらなる成長を遂げ、新しい製品やサービスを通じて音楽の可能性を追求し続けることでしょう。
効果的なIT基盤の構築により、今後の活躍が一層楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社BeeX
- 住所
- 東京都中央区銀座7-14-13日土地銀座ビル10F
- 電話番号
-
03-6260-6240