安井建設の地震対策
2024-01-17 10:10:01
「耐震等級3+α」の徹底ぶり!安井建設が目指す地震に強い家づくり
「耐震等級3+α」の徹底ぶり!安井建設が目指す地震に強い家づくり
愛知県江南市に本社を置く安井建設株式会社(ホームアンドニコ)は、新築住宅からリフォームまでを手掛ける住宅会社です。代表取締役の安井浩一氏は、阪神淡路大震災での被災経験から、「安全な家づくり」への強い使命感を持っており、近年頻発する地震災害を踏まえ、改めて地震に強い住宅の重要性を訴えています。
揺るぎない信念:阪神淡路大震災からの教訓
安井社長は阪神淡路大震災で被災。その経験から、耐震性の高い建築技術の必要性を痛感し、「家族の安全を守る」という強い信念を胸に、住宅建築に取り組んでいます。単に家を建てるだけでなく、「家族が安心して暮らせる環境を提供する」ことを目指している同社。その理念は、すべての業務において重要な指針となっています。
耐震等級3の重要性と限界
耐震等級は、建物の地震に対する強度を示す指標で、1~3の3段階評価です。等級が高いほど耐震性能が高いことを意味します。しかし、耐震等級3の建物であっても、地震による被害を完全に防ぐことはできません。
熊本地震では、耐震等級3の住宅でも一部損壊があったという報告があります。これは、耐震等級はあくまで設計基準であり、実際の地震への対応は、建物の構造や地盤条件など、様々な要素に影響されることを示しています。
ホームアンドニコの独自技術:動的耐震診断
安井建設では、耐震等級3をクリアした上で、さらに独自の技術として「動的耐震診断」を実施しています。これは、起振機を使って実際に建物を揺らし、その揺れに対する反応を測定するものです。
この診断は、設計図上での計算だけではわからない、実際の建物の耐震性を確認する上で非常に有効です。建物の個々の特性を把握し、必要に応じて補強を行うことで、より安全な住宅を実現しています。
安心への取り組み:地盤保証とストロング工法
動的耐震診断に加え、安井建設では、建築前に全棟で地盤調査を実施。地盤の強度を適切に評価した上で基礎工事を進めることで、地盤沈下などのリスクを軽減しています。また、高い耐震性を誇る「ストロング工法」を採用することで、建物の強度をさらに高めています。
さらに、安心の10年間の地盤保証を提供することで、顧客の不安を解消しています。
安心と安全への揺るぎない姿勢
安井建設は、地震に対する備えとして、耐震等級3をクリアすることはもちろん、動的耐震診断、地盤保証、ストロング工法など、多角的な対策を講じています。単なる住宅建築会社ではなく、家族の安全を守ることを最優先に考える企業姿勢が、同社の強みと言えるでしょう。
地震はいつ起こるか予測できません。だからこそ、安井建設のような、安全を第一に考える企業の姿勢は、私たち消費者の安心に繋がります。今後ますます重要となるであろう、地震に強い家づくりへの取り組みは、住宅業界全体にとって大きな示唆を与えてくれます。
会社情報
- 会社名
-
安井建設株式会社
- 住所
- 愛知県江南市宮後町天神52番地
- 電話番号
-
0587-54-3535