MultiPortFAX 4 Pro.
2009-05-08 09:29:20

日本ワムネットが新しい多回線FAXサーバソフト「MultiPortFAX 4 Pro.」を発表

日本ワムネット株式会社は、2023年10月、業務用FAXサーバソフトウェア「MultiPortFAX 4 Pro.」を発表しました。この新バージョンは、同社の人気製品である「MultiPortFAX」シリーズの最新作で、従来の機能に加え、効率化とセキュリティを強化する新たな機能が追加されています。

MultiPortFAXシリーズの歴史


1995年に販売を開始したMultiPortFAXシリーズは、純国産の業務用FAXサーバソフトウェアとして、長年にわたり高い評価を受けてきました。特に前バージョンの「MultiPortFAX 3 Adv.」は、受発注システムや金融システム、コールセンターシステムなどさまざまな業務システムと連携し、その信頼性と安定性で顧客から支持を得ました。

新バージョンの主な特徴


MultiPortFAX 4 Pro.は、業務システムとの連携性能を備えつつ、FAXの送受信に特化した新機能を持ちます。以下にその主な機能をご紹介します。

電子メール連携機能

この機能により、FAXの送受信を電子メールで行えるようになります。FAX原稿をメールで送信し、受信したFAXはイメージデータとしてメールで転送できます。これにより、履歴管理や情報配布が一元化され、情報漏洩や受信FAXの紛失リスクを軽減します。

誤送信防止機能

FAX送信前に、第三者による宛先や内容の確認を求める機能も追加されました。この承認プロセスは、電子メールを使用して行われるため、入力ミスによる誤送信を防ぎます。個人情報の扱いには特に配慮が必要ですから、この機能は非常に重要です。

受信FAX自動処理機能

受信したFAXに対して、自動的に受領通知を送信する機能も搭載しました。発信元に応じた通知が可能で、受信したFAXの管理効率も向上します。

PDF機能

新たにPDFファイルへの変換機能が加わり、受信FAXはPDF形式で保存されるため、管理が一元化されます。この機能により、TIFFフォーマットに比べてビジネス文書としての汎用性が向上します。

基本機能

この新しいFAXサーバソフトウェアは、PCからのFAX送信や受信履歴の確認が可能なログビューア、通信回線の状況確認ができるサーバモニタなど、さまざまな基本機能を提供します。

コストと提供価格


MultiPortFAX 4 Pro.は、1回線セットが約1,000,000円から提供され、最大で23回線セットは5,400,000円となっています。また、EmailオプションやPDFオプションもそれぞれ追加料金で利用可能です。

結論


住友商事の子会社である日本ワムネットは、この新製品を通じて顧客のニーズに応え、業務の効率化とセキュリティ体制の向上を目指しています。これにより、今後も業務用FAXシステムの市場において競争力を維持し続けることでしょう。顧客が求める技術を迅速かつ的確に提供できるプラットフォームの構築に期待がかかります。これからの活躍にも注目です。

会社情報

会社名
日本ワムネット株式会社
住所
東京都中央区新川1-5-17エイハ新川9F
電話番号
03-5117-2150

トピックス(IT)

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