いなば食品が地元で教育支援を強化
いなば食品株式会社(本社:静岡県静岡市清水区由比)は、2025年10月23日に静岡市立由比小学校で教育備品の贈呈式を開催しました。この寄付は、会社の寄付担当である会長の稲葉優子氏によって行われ、 同社が8年間にわたって実施している寄付活動の一環です。
今回の寄付金額は700万円相当で、これにより由比小学校への累計寄付額は4000万円に達しました。この支援は、創業の地である由比地区への感謝の意を示すものであり、未来を担う子どもたちの教育環境を充実させ、安全に過ごせるようにするためのものです。
寄贈の背景と意義
いなば食品は1805年に由比で設立され、本年で創業220周年を迎えました。この長い歴史の中で、地域社会の支えによって成長してきたことへの感謝の気持ちを込め、寄付が行われています。同社は「由比は世界一のまち」との信念を掲げ、地域活性化に寄与することを重要視しています。
稲葉優子会長は、「私たちの社業を通じて地域に恩返しをし、人口を増やす一助となりたい」と話しており、企業の社会的責任を果たすことに力を入れています。今後も学校の支援に限らず、地域への貢献活動は拡大される方針で、地元の安全や教育の改善に向けた取り組みが期待されています。
今後の展望と地域との関係
いなば食品は、ただ寄付を行うだけでなく、その活動を通じて地域社会との絆を深めていくことを目指しています。教育の場を支えることで、地域全体の未来を見据えた取り組みを続けていく意向です。また、寄付を受ける由比小学校も、このような支援を大変喜んでおり、感謝の意を表しています。
「地域と共に歩む」という企業理念の下で、いなば食品は今後もさまざまな形で社会貢献活動を行っていくことでしょう。地域の小学校が課題を克服し、子どもたちが健やかに成長できる環境を提供するための努力は、地域全体の活性化につながります。
このような取り組みが広がることで、企業と地域社会の関係が一層強化され、より良い未来を築く手助けとなることが期待されます。
いなば食品グループのホームページや、いなばペットフードのサイトにおいては、今後の支援活動や商品の情報が随時更新される予定です。地域の皆さまには、引き続き同社の活動に対する理解と支援をお願いしたいと、同社は呼びかけています。