のどかな山中湖で盛り上がるライダーたち
2025年8月9日、一般社団法人日本ライダーズフォーラム(JRF)が主催する社会貢献型のツーリングイベント「にっぽん応援ツーリング2025」の中間ミーティングが、山中湖で無事に開催されました。このイベントは、参加者同士の交流を深めることはもちろん、安全運転技術の向上やこれまでの活動を振り返ることを目的としています。参加者たちは、各部で計画されたアクティビティで充実した時間を過ごしました。
第1部:風間晋之介によるライディングレッスン
中間ミーティングの最初の部では、ダカールラリーを完走した実績を持つ風間晋之介氏が講師を務め、参加者9名に向けた無料のライディングレッスンが行われました。参加者はブレーキング技術を中心に学び、特に路面における状態の変化に対する不安を解消するためのタイヤの空気圧調整や乗車姿勢の重要性を指導されたのです。この貴重な体験により、参加者一人一人が自身のバイクの挙動を実感し、安全運転への意識も高まる場となりました。
第2部:過去の活動を振り返る
続いて行われた第2部には、26名の参加者が集まり、これまでの「にっぽん応援ツーリング2025」の進捗をふりかえる時間が設けられました。輪島でのキックオフから現在までのボランティア活動の報告や、参加登録状況の中間集計が発表されました。今年新たに開始した「WPM(Way Point Mask)」では、すでに103か所の発見地点が報告されるなど、今後の活動への期待が寄せられました。また、参加者たちはスラックラインを取り入れた体幹トレーニングにも取り組み、楽しく交流を深めることができました。
第3部:焚火を囲む交流会
夕方には焚火を囲み、24名の参加者がリラックスして語り合う交流の場が設けられました。さらに、風間深志氏が7月にモンゴルでの植樹活動を行った際のフォトレポートも特別に紹介され、急遽追加された第4部として行われました。そこで焼かれたバーベキューを楽しみながら、参加者同士のインタラクティブなコミュニケーションが生まれました。
今後の展望
「にっぽん応援ツーリング2025」への参加者数は、現在すでに1,000名を超えており、日本各地でその活動が拡大しています。JRFは、これからもライダーたちが安全で楽しく社会貢献できるイベントを続けていくと発表しています。次回のイベントについては、公式サイトでの情報をチェックしてください。
「にっぽん応援ツーリング」について
本イベントは、風間深志が2011年に立ち上げたもので、全国のライダーによる東北地域への復興支援活動から始まりました。町や村に直接入れないことが多い地域でバイクの機動力を活かすことで、特定の問題を解決する活動に貢献し続けてきました。このような努力を通じて、「走る喜びを社会の喜びに変える」ことを目指しています。2020年以降はJRFが主催し、MFJ共催のもと、全国を楽しく走りながら社会貢献に貢献する「にっぽん応援ツーリング」として発展しています。
詳しくは公式サイトでご確認ください。