新サービスで熱中症対策
2025-05-08 11:15:32

デジタルサイネージで熱中症対策を強化する新サービス

デジタルサイネージで熱中症対策を強化する新サービス



デジタルクルーズ株式会社は、MEテック株式会社と共同で、熱中症指数を表示するデジタルサイネージを開発し、2023年5月8日に発売します。この新サービスは、特に工事現場向けに設計されており、作業環境の安全を大幅に向上させることが期待されています。日本全国で猛暑が続く昨今、熱中症のリスクはますます高まっており、職場での安全対策が求められています。

熱中症指数計の導入背景



厚生労働省の発表によると、職場における熱中症による死傷者が増加しているとのことです。特に高温環境での作業が行われる場合、労働者は熱中症の高いリスクにさらされています。この状況を受けて新たに改正された安全衛生規則では、WBGT(湿球黒球温度)が28度または気温が31度以上の環境での作業において、熱中症予防のための具体的措置が事業者に義務付けられました。これは、罰則も伴う厳格なルールになっています。

リアルタイムでの温度・湿度管理



新しいデジタルサイネージは、現場に設置された熱中症指数計と連携し、温度や湿度、輻射熱をリアルタイムで計測します。この情報はクラウド環境にアップロードされ、作業員の安全を守るための注意情報が適宜表示されます。5段階での注意情報を表示するこのシステムにより、作業員は常に自身の周囲の熱中症リスクを把握しやすくなります。

技術的な利点



デジタルクルーズが提供するadmintサイネージは、インターネットを通じてコンテンツを配信できるため、特別な設備は必要ありません。そして、サーバー機器の管理やコンテンツ制作、配信スケジュールの管理もブラウザから簡単に行えます。このシステムにより、大規模なサイネージシステムでも簡単に稼働管理が可能です。

対象業界への広がり



このデジタルサイネージは、工事現場だけでなく、製造業や清掃業、警備業、運送業など、炎天下での屋外作業を伴う多様な業種での導入が可能です。このサービスにより、作業員の安全性が一層強化されることが期待されています。デジタルクルーズは熱中症リスクの低減を図り、労働環境の向上に寄与することが目標です。

まとめ



デジタルクルーズとMEテックが共同開発したこのデジタルサイネージによる熱中症対策は、作業現場における安全の確保に向けた新たな一歩です。熱中症による事故を未然に防ぎ、作業員の健康を守るために、こうしたイノベーションがますます重要になることでしょう。今後も、労働環境の安全性を向上させるための取り組みが期待されます。


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会社情報

会社名
デジタルクルーズ株式会社
住所
東京都中央区日本橋箱崎町20-5VORT 箱崎4階
電話番号
03-5614-0651

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