新たなミニトマト拠点
2023-05-26 12:00:01

持続可能な農業の新たな拠点、ミニトマト生産が始まる

日本最大級のミニトマト生産拠点が完成



茨城県常総市に、ミニトマトの生産を専門とした「たねまき常総」の新しい拠点が完成しました。この施設は、約7ヘクタールの面積を持ち、年間の収量は約1,000トンを見込んでいます。2023年2月に開設したこの施設から、初回の出荷が行われ、農業の新たな一歩が踏み出されました。

日本農業の挑戦と解決策



現在、日本の農業は、作業者不足や異常気象など、さまざまな課題に直面しています。2020年の農業従事者数は136万人に達し、10年前の205万人から34%も減少しています。自然災害による農作物への影響は年々深刻化しており、2020年には農林水産被害額が2,473億円に達しました。このような厳しい状況に対し、たねまきは労働環境を改善し、安心・安全な生産物を安定的に提供する農業の実現を目指しています。

先端技術による生産環境の整備



たねまき常総の生産施設では、最新の環境制御システムが導入されています。二酸化炭素濃度や温度、湿度をリアルタイムで検知し、これに基づいて最適な栽培環境を維持するためのコンピューター制御が行われます。また、労務管理のためのシステムも自社開発されており、働きやすい環境が整えられています。これらの取り組みにより、農業は「経験や勘」に依存しない、誰でも働ける持続可能な業態へと変革しています。

地域活性化への大きな貢献



今回の新施設の開業にあたり、180名の雇用創出が実現しました。これは地域における雇用機会を大きく向上させるものであり、地域経済の活性化にもつながります。今後もたねまきは、この新たな拠点を基盤として、さらなる展開を計画しており、全国各地に新たな生産拠点を設立する考えです。これにより持続可能な農業の創出と地域活性化を推進していきます。

会社概要



たねまきとその理念



たねまきは、農業におけるさまざまな課題を解決することを目指しており、テクノロジーを駆使した事業展開を行っています。農家人口の減少や地域産業の環境改善を実現するために、拠点開発や技術革新にも取り組んでいます。

SBプレイヤーズの協力



たねまき常総はSBプレイヤーズ株式会社と連携しており、地域社会を活性化させるためにITを活用した新しいサービスを展開しています。彼らの理念には「情報革命で人々を幸せに」というメッセージが込められています。

このような取り組みを通じて、たねまき常総は日本の農業の未来を明るくしていくことを目指しています。

会社情報

会社名
株式会社たねまき
住所
東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン13階
電話番号

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