女性起業家の未来を開くプログラムのキックオフイベントに175名が集結

女性起業家を育成する新たな取り組み

2025年1月18日、株式会社Sworkers（スワーカーズ）が主催する女性向け起業家育成プログラム「Female Founders Door」の第1期キックオフイベントが東京都渋谷で開催されました。約175名の女性が参加し、彼女たちの起業家としての歩みがこれから始まります。

「Female Founders Door」の概要

このプログラムは、女性が起業を目指す際のきっかけを与える伴走型の支援が特徴です。「TOKYO SUTEAM」に採択されたこの取り組みは、応募者235名の中から厳選された175名が、約9ヶ月間にわたって起業への道を模索します。プログラムでは、事業アイデアの起案から会社設立、資金調達に至るまで、現役の起業家たちが手厚くサポートし、参加者に実践的なノウハウを提供します。

この取り組みは、単に女性起業家を育てることだけではなく、社会の構造を変え、女性がルールをつくる位置につくことを目指しています。プログラムの進行にあたって大切にされているのは、未来の顧客が抱える課題を解決する意志であり、経営スキルや資金的な基盤よりも、その強い想いが何よりも重要とされています。

キックオフイベントの内容

当日のイベントでは、受講者たちがオフラインで130名、オンラインで40名参加し、様々なプログラムが行われました。午前中には、起業家に必要なマインドセットを養うための基調講演が実施され、午後のセッションでは、資金調達の経験を持つ女性起業家3名が登壇し、彼女たちの体験談や、資金調達のプロセスについて貴重な情報を提供しました。

さらに、複数のベンチャーキャピタリストからは、投資検討のポイントや実際に投資した起業家の事例についても議論され、参加者たちの知識が深まる時となりました。

参加者からは「プログラムを通じて何年も使ってもらえるプロダクトを作らなければならない」というモチベーションが高まり、彼女たちの想いはさらに強くなりました。また、過去に他の起業プログラムに参加した経験を持つ者が「これほど真剣で厳しいプログラムはなかった」と感じるほど、内容が充実しているとの声も聞かれました。

今後の予定

Sworkersは、この「Female Founders Door」を通じて、多くの女性起業家を輩出し続ける計画をしています。次期生の募集は2025年夏に行われる予定で、今後も新しい参加者がその一歩を踏み出す機会を提供します。さらに、2025年5月17日には「Female Founders Conference」が予定されており、女性がスタートアップでどのように活躍できるかを示す一大イベントです。このカンファレンスでは、参加者同士の交流の場も設けられ、各自の成長を促す機会となるでしょう。