関東自動車、EVバスのお披露目式開催と進捗報告
関東自動車株式会社(本社: 栃木県宇都宮市、社長: 吉田 元)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業」に基づき、画期的なエネルギーマネジメントシステム(バスEMS)を開発し、このたび、宇都宮市で製造されたEVバス(ISUZU ERGA EV)を栃木県内に初めて導入することを発表しました。
お披露目式の詳細
新たなEVバスのお披露目式と進捗報告会が以下の日程で開催されます。
- - 日時: 令和7(2025)年11月18日(火曜日)午前11時から
- - 場所: 宮みらいライトヒル(宇都宮駅東口交流広場)
(住所: 〒320-0969 栃木県宇都宮市 宮みらい1-20)
タイムスケジュール
- - 11:00〜11:20: 式典
- - 11:30〜11:50: 御来賓のEVバス試乗(宇都宮駅東口①②番乗場から周回)
- - 12:00〜12:30: 進捗説明会(ライトキューブ宇都宮 大ホール)
- - 12:30〜13:00: 報道関係者のEVバス試乗
「グリーンイノベーション基金事業」概要
この「グリーンイノベーション基金事業」は、スマートモビリティ社会の構築を目的として、EVバスの導入を加速するための試みです。EVバスは、ディーゼル車両に比べて運用コストが高いものの、エネルギーマネジメントシステムを活用することでその経済性の改善が期待されています。
このシステムは、日々変化する運行管理だけでなく、走行する車両のエネルギー管理や電力の調達タイミング、さらには再生可能エネルギーの利用率を向上させるための複雑な要素を把握し、統合的に最適化することが求められています。
本事業は、関東自動車株式会社、福島交通株式会社、茨城交通株式会社の3社及び東京電力ホールディングスとともに実施されます。各社の協力により、バスEMSの開発が進められ、持続可能な交通社会の実現に向けた取り組みが強化されることが期待されています。
未来への展望
今回の取り組みは、地域に新しい形の交通手段をもたらすものであり、環境への配慮と経済性の両立を目指す重要なステップです。
EVバスの導入により、宇都宮市とその周辺地域の持続可能な発展が促進されることを期待しています。未来の交通を支える新たな一歩を、皆さまと共に歩んでいきましょう。