伊丹市に新たな安全の一手、『まちなかミマモルメ』の機能強化
伊丹市と阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメが、地域の見守りサービス『まちなかミマモルメ』に新機能を追加することを発表しました。このサービスは、伊丹市内の約1,200か所に設置される安全・安心見守りカメラとビーコン機能を活用し、利用者の安心をサポートするものです。
まちなかミマモルメとは?
2016年から提供されているこのサービスは、子どもや高齢者が持つビーコンの発信器(タグ)が特定の地点を通過する際に、その情報を家族や保護者に通知します。これにより、利用者はリアルタイムでの見守りが可能となり、地域全体での安全向上を図っています。今回の機能追加は、さらなる「安心」を提供するためのものです。
新機能の詳細
新しく追加される「普段行かない場所での検知通知機能」によって、普段は立ち寄らない場所でビーコンの受信器が子どもや高齢者を検知した場合、保護者や家族のスマートフォンにアラートが送信されます。このプッシュ通知により、特異な動きに早く気づけるだけでなく、通過履歴にアイコンの色変化が加わり、アラート時にはオレンジ色に変わるなど視覚的なサポートも充実しています。これにより、子どもや高齢者が予期せぬ行動をした際に、早急にアクションを取ることが可能になります。
いつから開始されるのか?
この新機能の提供は2025年3月27日(木)を予定しています。初めは伊丹市内のユーザーに向けて提供され、その後、他の地域にも順次展開される予定です。地域の安全を見守るための新たな一歩が踏み出されることでしょう。
ミマモルメの企業概要
株式会社ミマモルメは、大阪市福島区に本社を構え、あんしん事業と教育事業を手掛けています。設立は2017年で、阪神電気鉄道株式会社が100%出資しています。具体的な事業内容に関しては、公式ウェブサイトで確認できます。詳細は
ここからご覧ください。
まとめ
伊丹市とミマモルメが共同で進める『まちなかミマモルメ』の新機能追加は、子どもや高齢者に対する地域全体の見守り体制を強化する重要な一手となります。この取り組みが地域の人々にとってどれほど大きな安心感をもたらすのか、今後の展開に期待が寄せられます。