新日高流通センター始動
2025-01-10 10:43:41

カインズが新しい日高流通センターの本格稼働を発表 共存する自然環境への配慮

カインズ日高流通センターの本格稼働



株式会社カインズは、2025年1月13日に新たに「カインズ 日高流通センター」を本格的に稼働することを発表しました。本施設は、埼玉県日高市に位置しており、一大物流拠点としての役割を果たすことが期待されています。

立地とアクセスの良さ



日高流通センターは、首都圏中央連絡自動車道「狭山日高IC」からわずか3.4kmの距離にあるため、首都圏内の各店舗へのアクセスが非常に良好です。敷地面積と保管能力においても、関東エリア内で最大級を誇る流通センターとなっており、効率的な物流を実現しています。

トラックバースの利便性



この流通センターの特徴の一つが、127台のトラックが同時に接車できるトラックバースです。バース予約システムの導入により、荷物の積み下ろしにかかる時間が短縮され、トラックドライバーの効率的な作業が可能になります。これにより、物流業界全体の生産性向上に寄与することが期待されています。

環境への配慮



日高流通センターは、環境保護にも積極的に取り組んでいます。屋根には2.6Mの太陽光パネルを設置しており、施設内の使用電力の70%を再生可能エネルギーで賄う予定です。この取り組みを通じて、カインズは環境負荷の低減に貢献しています。

また、岐阜プラスチック工業との共同で開発した「茶殻リサイクルパレット」にも注目です。このパレットは、お茶を抽出した後に残る茶殻を材料として利用しており、資源の有効活用を促進しています。試作を経て実現したこのパレットは、全体の約1割を占める予定で、年間で4600㎏の二酸化炭素排出を削減することが見込まれています。

自然素材の活用



さらに、流通センターの敷地内にあった森林から伐採した樹木の一部は、受付や休憩室の内装などに再利用されています。このような取り組みは、建設に伴う環境負荷を軽減するだけでなく、地域との共生を目指すカインズの姿勢を表しています。

施設概要



カインズ 日高流通センターの概要は以下の通りです:
  • - 名称:カインズ 日高流通センター
  • - 所在地:埼玉県日高市大字上鹿山字茗荷沢780-1
  • - 交通:首都圏中央連絡自動車道「狭山日高IC」から約4㎞
  • - 敷地面積:約55,026.15㎡
  • - 延床面積:約66,166.08㎡
  • - 保管能力:約18,000PL
  • - トラックバース:127台
  • - 駐車場:285台
  • - 竣工:2024年4月3日
  • - 稼動開始:2025年1月13日

このように、カインズの日高流通センターは、流通業界において重要な役割を果たすだけでなく、環境への配慮を忘れない先進的な施設となるでしょう。今後の運用が注目されます。


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会社情報

会社名
株式会社カインズ
住所
埼玉県本庄市早稲田の杜1-2-1
電話番号
0495-25-1000

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