新潟ふるさと村での「四国八十八ヶ所めぐり お砂踏み」イベント開催
新潟ふるさと村で、2025年の1月に13年ぶりとなる「四国八十八ヶ所めぐり お砂踏み」が行われます。このイベントでは、四国八十八ヶ所の各霊場から集められた「ご本尊様の写し仏」と「各霊場の砂」が、ふるさと村内に設置され、訪れる人々があたかも四国を巡るかのように、お遍路の巡礼を体験できる機会になります。これは特に、四国の弘法大師が修業を重ねた地を再現したもので、心の浄化やご利益を求める人々にとって貴重な体験になることでしょう。
イベントの詳細
「お砂踏み」実施日程は2025年1月14日から23日までの期間に設定されています。各日の参加者は4つの時間帯に分かれ、それぞれが自らのペースで巡礼を楽しむことができます。
- - 開催日: 2025年1月14日(火)~23日(金)
- - 時間:
- 第1部 9:30~11:30
- 第2部 11:30~13:30
- 第3部 13:30~15:30
- 第4部 15:30~17:30
- - 場所: 新潟ふるさと村 バザール館内
- - 入場料:
- 前売り: 2,000円
- 当日券: 2,500円
特に16日には、四国八十八ヶ所霊場会の僧侶による「開眼法要」が行われます。この法要では、霊場の仏様に魂を込め、参加者にさらなるご利益をもたらします。
お砂踏みの意義
「お砂踏み」は、各霊場のご本尊の前でその境内のお砂を踏むことで、八十八ヶ所からのご利益を受けることができる特別な体験です。これは、実際に霊場を巡るのとは異なり、アクセスの難しい地域の信仰を手軽に体感できるという点で、多くの人々に喜ばれています。
巡礼の起源
四国八十八ヶ所見巡りの起源は、弘法大師空海が大自然と向き合い、厳しい修業を重ねた歴史にあります。その後、835年の空海の入寂後、弟子たちが師の足跡を追って八十八ヶ所を訪ねたことが、この巡礼の伝統の始まりとされています。現在では、その道のりは約1,200kmに及び、四国の自然や文化をじっくりと体験できます。
結願之証の贈呈
今回のイベントでは、入場者全員に「結願之証」が配られます。これは、八十八ヶ所全てを巡り終えた時に発行される特別な証書であり、参加者が現地での巡礼体験をしたと同じご利益を得ることができる証明となります。
詳しくは、四国八十八ヶ所霊場会の公式ウェブサイト(
https://88shikokuhenro.jp/)を確認してください。
お問い合わせ
会場となる新潟ふるさと村 バザール館については、以下の連絡先からのお問い合わせが可能です。
- - 住所: 新潟県新潟市西区山田2307
- - 電話番号: 025-230-3000
この特別な「お砂踏み」のイベントを通じて、多くの皆さんが心の清めを体験することを期待しています。