システムエグゼとインサイトテクノロジーが提携
株式会社システムエグゼ(東京都中央区、代表取締役社長:大場康次)は、株式会社インサイトテクノロジー(東京都渋谷区、代表取締役社長:森田俊哉)との間で、2025年10月1日より販売代理店契約を締結することを発表しました。この契約により、SQLテストを効率化する「Insight SQL Testing」、マルチデータベース監査ツール「Insight PISO」、およびデータマスキングツール「Insight Masking 墨消しEdition」を展開します。
背景
デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が急務となっている昨今、企業はクラウド移行やデータベースのバージョンアップを進める必要があります。これに伴い、効率的なSQL検証・テストの需要が高まっています。また、改正個人情報保護法やJ-SOX法などの法規制や内部統制強化への対応も求められ、データベースのセキュリティ強化が急務となっているのです。さらに、行政の分野では特定秘密保護法や情報公開条例の遵守が求められ、これに関連するデータ処理業務の重要性も増しています。
こうした新たなニーズに応えるため、システムエグゼとインサイトテクノロジーはこれまでの実績を活かし、より高度な支援を提供することを目的として販売代理店契約を締結しました。
取り扱う製品
Insight SQL Testing
このツールはデータベースの移行やバージョンアップ時に必要なSQLアプリケーションのアセスメントを自動化し、作業にかかるコストを大幅に削減します。特にオフプレミスとクラウドの両方に対応しており、現行のデータベースで発行されたSQLを収集し、テスト対象のデータベースに対して評価・実行することができます。
Insight PISO
このマルチデータベース監査ツールは、インサイトテクノロジーが長年培ってきたノウハウを活かし、データベースのセキュリティ強化を図ります。これにより、不正アクセスのリスクを低減し、安全なデータ運用を実現します。
Insight Masking 墨消しEdition
このマスキングツールは個人情報や機密データの保護と利活用を目的としており、機密情報を自動で抽出します。豊富なマスキングアルゴリズムを駆使し、高速で情報の匿名化や秘匿化を行うことが可能です。
クラウド運用の強化
システムエグゼは、これらの製品を通じてOracle Cloudを基盤にしたオールインワンクラウドプラットフォームサービス「EXE-Cloud」の提供体制をさらに強化します。これを以て、企業や自治体のDX推進を効果的に後押ししていく考えです。
今後の展望
今回の販売代理店契約の締結を受けて、システムエグゼとインサイトテクノロジーは、データベース技術とクラウドビジネスの力を結集し、DX推進のための価値提供を持続的に行っていく方針です。両社が協力することで、データ利活用の可能性をより一層広げていくことでしょう。
企業概要
インサイトテクノロジー
1995年に創業以来、データベース技術を追求し、関連製品をプロフェッショナルサービスと共に提供しています。データの価値を最大限に引き出すため、企業向けにデータガバナンスソリューションを展開しています。
システムエグゼ
1998年に設立され、独立系SIer・プライムベンダーとしての位置を確立。幅広いサービスを通じて、クラウド領域においても国産クラウドや複数のパブリッククラウドを活用し、様々な顧客のニーズに応えています。
お問い合わせ先
詳しい情報やご質問は、システムエグゼの公式ウェブサイトからお問い合わせください。