保護者のための性教育講演会開催のお知らせ
特定非営利活動法人HIKIDASHIと公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会が共催する保護者向けの性教育講演会が、再び開催されることになりました。この講演会は特に聴覚障害のある親御さんに向けて設計されており、家庭での性教育について学ぶ貴重な機会です。
概要
この講演会は、2026年1月23日(金)の14:00から16:00まで、藤沢市役所分庁所2階の地域福祉活動センターで行われます。講師には、特定非営利活動法人HIKIDASHIの代表である大石真那氏と、絵本アンバサダー「げっけいのはなしいのちのはなし」の田畑あかね氏を迎えます。対象は乳幼児から小学生の保護者や、子供たちに関わる方々です。
講演会の内容
今回の講演会では、まず「なぜ乳幼児期からの家庭での性教育が必要なのか」というテーマに触れます。日本の性教育の現状を踏まえ、国際基準である「包括的性教育」についても議論します。家庭で性教育を行う際に押さえておきたいポイントや、関連書籍の紹介も行います。
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日時: 2026年1月23日(金)14:00~16:00
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場所: 藤沢市役所分庁所2階
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講師: 大石真那(HIKIDASHI代表)
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ファシリテーター: 田畑あかね(絵本アンバサダー)
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対象: 乳幼児~小学生の保護者
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定員: 20名(現地参加のみ)
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参加費: 500円(当日払い・お茶菓子付)
講演の進行
講演の前半は、専門家による講演が行われ、その後は参加者同士のざっくばらんな座談会形式での交流を予定しています。この形式は、参加者が自由に意見を交換し、他の保護者との交流を深められる貴重な機会となることでしょう。
HIKIDASHIの活動内容
特定非営利活動法人HIKIDASHIは、2019年の設立以来、「すべての子どもたちに包括的性教育を」というビジョンのもと、性教育の普及活動を行っています。具体的には、以下のような活動に取り組んでいます。
1.
講演活動: 子どもたちだけでなく、保護者や教職員を対象にした講演会を開催。
2.
性教育カフェ: 全国各地で性について気軽に相談できるスペースを設け、オープンな対話を促進。
3.
絵本による啓発: 絵本「げっけいのはなしいのちのはなし」を通して、早期からの性教育の重要性を伝える活動を行っています。
日本の性教育の現状
日本では性教育に対する抵抗感が根強く、子どもたちが必要な知識を学ぶための適切な環境が整っていないのが実情です。特定非営利活動法人HIKIDASHIは、このような状況を改善すべく活動を続けています。ユネスコやWHO等が推奨する「包括的性教育」を、乳幼児からの世代にふさわしい形で提供することが求められています。
多くの保護者が、性教育の重要性を理解しておりながらも、具体的にどう進めていくかについては迷いが見られます。本講演会では、その疑問に対する答えを見つける機会を提供します。
お申込みについて
興味をお持ちの方は、リンクからお申し込みください。定員に限りがあるため、早めの予約をお勧めします。また、参加費は当日現金払いでお茶菓子も用意されていますので、お気軽にご参加ください。
この講演会が、皆さんの家庭での性教育に対する理解を深め、より良いコミュニケーションを生むきっかけとなることを願っています。