エアークローゼットが男性向けファッションレンタルを本格展開
国内最大級の月額制ファッションレンタルサービスを運営する株式会社エアークローゼットは、2026年春にスタート予定の新サービス『airCloset Men’s(エアクロメンズ)』の事前登録を開始しました。これは、過去の女性向けサービスで培った経験を背景に、男性市場への進出を果たすことを狙っています。
男性市場への進出
2015年から女性向けに運営しているエアークローゼットは、現在300以上のブランド、50万点以上のアイテム、300名以上のスタイリストを有しています。会員数は40,209名を超え、登録ユーザーは140万人を突破。これを踏まえて、男性向けのサービスを展開し、さらに成長を続ける計画です。
『airCloset Men’s』は、レディースサービスに近い仕組みを活用します。顧客はプロのスタイリストの提案を基に、自分に合った服を見つけられます。最初はレンタルを行い、気に入ったアイテムは購入することも可能。商品の配送は自宅へ行われ、返却は近くのコンビニで簡単に行える仕組みです。料金や取り扱うブランドの詳細はサービス開始時に発表されるということです。
持続可能なファッション体験
エアークローゼットの目指すところは、レンタルやパーソナルスタイリングを通じて、新たなファッション消費を定着させ、持続可能なファッション体験を広げることです。特に男性向けのサービスを設けることで、より多くの人々に新たなファッションの楽しみ方を提供することが期待されています。
循環型プラットフォームの強み
エアークローゼットが有する循環型プラットフォームは、ファッション業界においても新たな可能性を秘めています。循環型物流システムや自社開発の倉庫管理システム(WMS)が整っており、多額の資金を投じることなく新規事業を拡大する基盤となっています。この基盤を利用すれば、さまざまなサービスを効率的に展開することが可能です。
実際、エアークローゼットが運営する『airCloset Mall』では、同業他社と比べて損失額を大幅に抑えることに成功しています。これを受けて、男女共にサービスが拡充されることにより、ファッションレンタル市場全体のさらなる成長が期待されます。
まとめ
エアークローゼットの新しい試みである『airCloset Men’s』は、男性向けファッションレンタルサービスの新たな可能性を拓くものです。定期的に新しい服を楽しんで、自分らしいスタイルを追求することができるこのサービスは、今後の展開が非常に楽しみです。サステナブルで新しいファッション体験を求める方々にとって、エアークローゼットの新サービスは注目に値するでしょう。