新たなシルバー世代の働き方
株式会社ニチリョクが新たに提案する制度は、シルバー世代に再び活躍するチャンスを与えるものです。高齢者が働く意欲を持つ一方で、求人の多くが肉体労働に偏り、これまでの経験やネットワークが活かせる職種が少ない現状を受けて、ニチリョクはシルバー世代のための新たなプログラムを始めました。
シルバー世代のニーズ
令和6年版の高齢社会白書によると、60歳を超えた人々の約90%が「働きたい」と答えています。しかし、実際の求人情報を見ると、警備員や施設管理といった肉体的な負担の大きい職種に偏っていることがわかります。シルバー人材センターも、就労時間に制約があることから、意欲を持つ高齢者に対して十分な選択肢を提供できていません。こうした状況に対処するために、ニチリョクは新制度を設立し、社会貢献を希望するシルバー世代に特化した職場を設けることを決定しました。
長年の経験を生かした働き方
新制度では、シルバー世代が自身の知識や経験、そしてネットワークを活用し、終活に関する様々なサービスを提供できる環境を整えています。具体的な職務は、終活コンサルタントや相談員、霊園管理、葬儀に関する事前相談など多岐にわたります。このような取り組みは、シルバー世代自身だけでなく、若年層との協力を通じて新たな価値を生み出し、シルバーファミリーコンサルティングの進化にも寄与します。
多様な企業文化を目指して
ニチリョクの設立以来の理念は、シルバーライフにまつわる不安や課題を克服していくことです。新しい制度を通じて、企業文化の多様化を推進し、シルバー世代の社会貢献モデルを確立します。このプログラムを通じて、豊富な経験を持つシルバー世代が新たな社会の一員として活躍する姿を実現することが、ニチリョクの目指す未来です。
募集要項と応募方法
この新制度に参加を希望する65歳以上の方々に向けて、人数は当面10名程度からスタートしますが、将来的にはより多くの人々を受け入れる予定です。興味のある方は、株式会社ニチリョクの採用ページから履歴書や職務経歴書を送付できます。また、採用説明会も順次開催されるため、詳細は公式ページで確認してください。
ニチリョクの基本情報
株式会社ニチリョクは、1983年に多摩聖地霊園の販売事業を開始し、日本における自動搬送式納骨堂や生花祭壇の提供など、斬新なサービスを展開してきました。これからもシルバー世代に必要なサポートを提供しながら、社会全体の高齢者雇用の意義を改革していきたいと考えています。
公式ホームページ:
ニチリョク