南極観測と通信の歴史を学ぶ「KDDI南極アカデミー2025」開催

南極観測と通信の未来を学ぶ「KDDI南極アカデミー2025」

2025年9月20日、東京都多摩市に位置するKDDI MUSEUMで「KDDI南極アカデミー2025」が開催されます。このイベントは、南極地域観測隊での貴重な経験を持つKDDIの社員が、南極での生活や通信技術についてわかりやすく伝えるためのものです。

イベントの内容｜2つの部に分かれたプログラム

本イベントは、参加者が異なる知識や体験を得られるよう、「子どもの部」と「一般の部」に分かれています。子どもの部では、南極について楽しく学ぶ機会が用意されています。一方で、一般の部では最新の南極通信技術やオーロラ研究に関する深い知識を得ることができます。

子ども部のプログラム内容

- 南極の生活や環境についての紹介

南極地域観測隊経験者が、自身の体験を交えながら、南極での特異な生活環境について話します。

- 南極の氷体験

本物の南極の氷に触れることができ、冷たさを体感しながら南極の物質を学ぶ機会となります。

- 衛星通信の仕組み

南極の昭和基地で行われている衛星通信の技術を解説し、国内通信との違いについても説明します。

- 8K映像伝送技術デモ

KDDIの共同研究による8K映像通信技術のデモンストレーションが行われ、南極とのライブ中継が計画されています（天候によっては中止の可能性あり）。

一般部のプログラム内容

- 南極の通信環境について

参加者は、南極の通信環境や生活の実情を南極観測隊経験者から学ぶことができます。

- 特別講演「オーロラの不思議」

国立極地研究所の田中良昌准教授がオーロラの発生メカニズムを説明し、豊富な映像で視覚的な理解を促します。

- 南極の氷体験

子ども部同様に、本物の南極の氷を体験し、その特性を学ぶことができます。

事前予約について

参加には事前予約が必要で、予約受付は2025年8月29日午前11時から開始されます。定員は子ども部、一般部どちらも先着40名となっており、人気プログラムのため早めの申込をお勧めします。

無料見学会とKDDIの取り組み

さらに、KDDI MUSEUMでは特別無料見学会も開催され、通信の歴史を学ぶ貴重な機会が提供されています。南極観測の意義や影響を知ることで、参加者は地球環境に関する理解を深めることが期待されています。KDDIは、環境価値や社会価値を高めつつ持続可能な経営を推進し、このようなイベントを通じた社会貢献を続けていきます。

KDDI MUSEUMの概要

KDDI MUSEUMは、1871年から150年を超える日本の国際通信の歴史を紹介するミュージアムであり、さまざまな技術展示が行われています。来場者は、最新の通信技術についても体験できる内容です。

最新の通信技術や南極観測のノウハウを学び、未来の地球環境を考えるきっかけとなる「KDDI南極アカデミー2025」。興味がある方はぜひ、予約をして参加してみてください。