AIでファシリティ管理
2020-11-25 06:00:01

AI技術を活用した新しいファシリティマネジメント支援サービスの提供開始

AI技術を駆使したファシリティマネジメントの新時代



株式会社FACTORIUMは、東京都千代田区を拠点に活動し、デジタル領域での連続的な事業開発を行うベンチャービルダーです。この度、同社は不動産管理業務をデジタル化することを目的に、AI技術を取り入れたファシリティマネジメント業務支援サービス「builbo(ビルボ)」のβ版の提供を開始しました。

サービス開発の背景



近年、世界的なIT技術の進展が見られ、政府もデジタル化の推進に力を入れています。その一方で、不動産業界ではデジタル化が他の産業に比べて遅れをとっていることが、FACTORIUMの調査結果から浮き彫りとなりました。さらに、人口減少や長寿命化が進む中で、建物の価値を長期的に保持するための管理方法やメンテナンスの重要性が高まっています。このような背景から、業務効率を上げ、持続可能な資産管理を実現するために、builboを開発しました。

builboの特徴



builboは、特に手間がかかる収支管理業務にフォーカスしており、予算や実績の情報管理、さらにはレポート作成の手間をデジタル化します。主要な機能としては、次のようなものがあります。

  • - AI-OCR技術を活用した帳票データの自動読取り:見積書や請求書を自動的にデータ化し、業務の負担を軽減します。
  • - ダッシュボードによるKPI・KGIの可視化:経営指標を一目で確認できることで、迅速な判断が可能となります。

つまり、builboは不動産管理業務のデジタル化の一翼を担い、業務の生産性を向上させることを目指しています。

導入対象企業



このサービスは、ホテルや旅館、医療・福祉関連の事業者、さらには学校など、自社で不動産を所有する企業に最適です。これにより、企業の不動産管理業務の効率化が図れます。

PoC実績



builboは、竹中工務店が主催するスタートアップ支援プログラム「TAKENAKAアクセラレーター」に参加し、新規事業創出に向けたさまざまな支援を受けました。このプログラムのファイナリストとして、自社のビジョンや機能強化の成果を発表し、注目を浴びています。

今後の展開



FACTORIUMは、β版の提供にあたってサービスのブラッシュアップを進めており、2021年夏頃を目処に正式版のリリースを計画しています。将来的には業務自動化やデータの利活用に役立つ機能を追加し、導入企業の基幹システムとの連携を強化。BIMデータやアンケート結果なども取り入れ、新たな分析手法を展開していく予定です。

FACTORIUMの理念



FACTORIUMは、デジタル事業の開発を通じて、社会課題の解決に貢献することを目指しています。デジタルプロダクトの開発を通じて、企業や地域のニーズに応える柔軟で持続可能なサービスを生み出し続けています。

お問い合わせ先


株式会社FACTORIUM
ビルボサポート事務局
Email: [email protected]
サービスURL: builbo.ai

会社情報

会社名
株式会社FACTORIUM
住所
東京都千代田区麹町1-4-4Lifull Hub 2F
電話番号

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