感謝状授与!能登島での子ども食堂の活動
2024年8月、能登島では特定非営利活動法人キリンこども応援団による子ども食堂が開催されました。この活動が評価され、泉佐野市の千代松大耕市長から感謝状が贈られました。授与式は2024年9月20日に泉佐野市役所で行われ、代表の水取博隆氏をはじめ、フリースクール「キリンのとびら」の子どもたちも参加しました。
この子ども食堂は、被災地支援の一環として行われ、地域の子どもたちに安心できる食事の場を提供しました。子どもたちは能登島の名物「たこせん」を提供し、地元の方々とふれあいながら交流を深めました。子どもたちは緊張しながらも、一生懸命に取り組んだことが直接的な評価に繋がったと感じており、達成感に満ちた様子でした。
参加者の声
授与式では、千代松市長から「私たちではなかなか実現できないことに取り組んでくださって、ありがとうございます」と感謝の言葉が贈られました。子どもたちは、直接市長から感謝状を受け取ることができて大変嬉しかったと語り、特にたこせんの現地での手焼きにこだわったことを説明できたことを喜びました。
能登島Tシャツの意味
感謝状授与式において、ある子どもが当地で購入した能登島Tシャツを着用して参加し、Tシャツに描かれた地図を市長に見せる場面もあり、和やかな雰囲気が漂いました。たとえ同じ状況に置かれた他の子ども達と比べると、自分たちの取り組みがどれほどの意義を持つのか、彼らは誇りに思っています。
気になる豪雨災害
また、同年9月に発生した能登半島の豪雨災害についてもコメントが寄せられました。子どもたちは、ニュースで見る現地の状況に心を痛めており、被災者へのお見舞いの気持ちを述べるとともに、復興を願う声も聞かれました。市長への感謝の気持ちと共に、自身の活動が地域社会に与える影響を実感していることが感じられます。
今後の抱負
キリンこども応援団の代表である水取氏は「行政から感謝状をいただけることを心から嬉しく思います。今後も子どもたちに寄り添い、自分のペースで未来へ歩んでいけるように努めていきます」と力強いメッセージを送っています。
組織の背景
キリンこども応援団は、特に困難を抱えた子どもに対して支援を行うことを目的とし、子ども食堂やフリースクールなど、さまざまな居場所を提供しています。彼らの取り組みは、多くの人々に希望や未来への一歩を与えるものとして注目されています。
この取り組みは、単なる食事を提供するだけでなく、子どもたちが地域社会に理解され、支えられていると感じることができる大切な場となっているのです。今後もさまざまな取り組みを通じて、地域の子どもたちの未来を支えていくことが期待されています。