北海道下川町:新しい起業のチャンス
北海道の下川町は、周囲が大自然に囲まれた魅力あふれる町です。その広大な面積の9割は森林に覆われており、約3,400人がこの地で生活しています。しかし、町は現在、人口減少と高齢化による後継者不足といった課題を抱えています。
一方で、近年では移住を希望する人々が増えており、特に「ワーク・ライフ・リンク」という考えが注目されています。これは、仕事と暮らしを密接に結びつけ、互いに良い影響をもたらす生活スタイルです。新たな移住者たちはこのスタイルを実践し、下川町の日常生活を楽しんでいます。
このような背景の中で、ローカルベンチャー「シモカワベアーズ」が始動しました。この共同体は、「好きなこと」を仕事にし、自分のライフスタイルを自由に選択できる人々の集まりを目指します。下川町での新たなビジネスを共に創造していく人材を全国から募集しています。
なぜローカルベンチャーなのか?
ローカルベンチャーとは、地域に秘められた可能性を活用し、町の経済や生活の豊かさを創出する取り組みです。下川町でも、平成28年度から地域の産業構造改革に向けて取り組みを進めています。これを実現するためには、地域の資源を上手に活用する新たなビジネスモデルが必要です。
そのために、岡山県西粟倉村やNPO法人ETIC.との協力のもと、全国10自治体と連携し「ローカルベンチャー推進事業」を進めています。この事業は、地方創生を推進するための重要な柱となっています。
シモカワベアーズの募集概要
「シモカワベアーズ」では、以下のような起業家および就業希望者を募集しています。
起業家
1. 木材を利用した商品開発や企画提案を行うプロデューサー
2. 漢方薬の原料となる薬木・薬草を活用する事業
3. 木質バイオマスボイラの余熱を使った新しい事業
4. 自由なテーマでやりたいことを形にする起業家
- 起業の際は「地域おこし協力隊」制度を利用し、または町の起業化促進事業に準拠して事業を立ち上げます。
就業者
- - 最新技術を使った加工技術職やデザイナー
- - 木材を利用した商品開発や企画担当
- - 循環型森林経営を実施する企業の後継者
- - 地域商店の鮮魚スタッフ
- - 菌床しいたけの栽培管理責任者
- - 健康食品・ダイエット商品の開発
- 各職種は特定企業と連携しています。
応募条件と方法
応募するには、各枠組みで設置された専用ページから必要事項を記入し、メールまたは電話で連絡を行います。選考は書類選考を経て、一次面接、最終プレゼンを実施し採用の可否を決定します。
まとめ
下川町での新たな挑戦が、地域の未来を共に創造していく機会となります。地方での暮らしや働き方に興味がある方、自分のスキルを地域に活かしたい方は、ぜひこのチャンスをお見逃しなく。詳細は
シモカワベアーズの募集サイトでご確認ください。
お問い合わせ先
下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部
担当:南、立花
TEL: 01655-4-2511(内線233)
メール:
[email protected]