JCBカードとMoneyLook BIZの新たな連携サービス
株式会社ジェーシービー(JCB)と、SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が提供する入出金明細自動取得サービス「MoneyLook BIZ」がAPI連携を開始しました。この連携により、JCBカード会員がMoneyLook BIZを通じて、カードの利用明細を自動で取得できるようになります。
API連携のメリット
この新しいAPI連携の利点は、JCBカードの利用明細を手間なく取り込むことができ、財務会計システムへのデータ入力時間を大幅に短縮できる点です。具体的には、会員が「MyJCB」を利用している場合、カードの利用記録をワンクリックで経理システムに統合し、かつ手動で情報を入力する必要がなくなります。この自動化により、経理作業の精度向上と、迅速な会計処理が期待できます。特に、中小企業や個人事業主にとって、会計処理の効率化は重要なニーズであり、このサービスはまさにその期待に応えています。
JCB法人カードの歴史と進化
JCB法人カードは1961年に登場し、以来多くの企業に支持され続けています。このカードは、ビジネスでの経費管理や業務効率化を目的としており、さまざまな決済ソリューションを提供しています。特に中小企業や個人事業主にとって、ビジネスパートナーとして機能し、経費削減の手助けとなることで評価されています。各種法人カードに関する詳細情報は、JCBの公式サイトで確認できます。
MoneyLook BIZの機能と特長
一方、「MoneyLook BIZ」は、複数の銀行口座やクレジットカードの明細を一元管理できるサービスです。API連携を用いれば、入出金明細や引落情報を自動的に取得し、さらに得られたデータは、財務会計や販売管理システムへの取り込みも可能です。この機能により、煩雑な経理業務が軽減され、時間を有効に使えるようになります。
特にこのシステムでは、金融機関の明細情報を元にしたバックオフィスの管理業務が一層効率化され、業務のスムーズな進行に寄与します。
連携の仕組みと使い方
このサービスを利用するには、JCBカードの利用者であり、MyJCBへの登録が必要です。特定のカードナンバー(355で始まる番号)は対象外ですが、名義が「BUSINESS」と表示されるカードは対応しています。このAPI連携を通じて、企業の経理担当者は、データのわずらわしい手動入力を減らし、ストレスのない業務環境を実現することができます。
まとめ
JCBカードとMoneyLook BIZの新たなAPI連携は、法人の経理業務を大きく変える可能性を秘めています。業務効率化と時間削減は、今後ますます求められるサービスの一つです。JCBとしては、このような取り組みを通じて、法人カードの利便性をさらに向上させていく考えです。特に法人利用者に向けた新たなサービスは、経費管理のスタイルを一新することでしょう。